#36 2月17日 岩下村塾〜渡辺道治スペシャル〜in名古屋に参戦!
どうもこみっくです。
久しぶりのnote更新になりました。
皆さんお元気でしょうか。
僕は今この記事を名古屋から新大阪の新幹線の車中で書いています。
と言うのも、今日僕は今回かねてから楽しみにしていた岩下村塾〜渡辺道治スペシャル〜に参加していました。
今日1日あまりに刺激・学びが大きすぎて強烈なアウトプット欲に見舞われてしまいました。
学びは鮮度が大事。だから自分のものだけにとどめず、発信しようと思った次第です。
今回の講演会は『AさせたいならBと言え』のご著者岩下修先生と『授業を研ぐ』のご著者渡辺道治先生の教育界のトップランナーお二人のご講演。
胸踊ると言うより、緊張すらしながら新大阪から新幹線に乗り込みました。
そうそう。今回は講演会の後に懇親会もあり、それに参加しました。
妻にそのことを告げると
「寝過ごして博多まで行かないように」
と一言。
こうやって僕が遠方まで学びにいくことを快く?送り出してくれる妻には感謝しかありません。
さて、そうこうしながらも1人僕は名古屋の会場に着いたわけです。
ここからアウトプットタイム。
①岩下修先生「音読」について
岩下先生が登壇されてすぐさま会場のみんなで音読をしました。
授業が始まったともに音読をするイメージです。
そこに思考のスキはありません。
気がつけば声を出している。
この授業のテンポ感。
早速自分にはないものを発見できました。
一切りに音読と言っても様々な読み方があります。
例えば「意味句読み」「1行読み」など。
いかに自分が音読に無頓着に指導をしてきたかと思うと恥ずかしい思いをしながら講義を受けていました。
ただ、受けていると分かることがあります。
それは「音読は心地いい」ということ。
みんなで声をそろえることの楽しさ、美しさを感じました。
それは言語化できるものではなくなんというか心に染み入る感じがするんですよね。
「あぁ、こんな音読を子どもたちにさせたら彼らは楽しいだろうなあ」と思える心地いい時間。
声をそろえることの気持ちよさ、逆にずらすことのふふッと笑える愉快さ。
これだ!これが音読だ!と思えるなんとも素敵な時間を過ごせました。
②渡辺道治先生 模擬授業&言葉を研ぐ
渡辺先生のご講演はオンライン配信やVoicy、書籍で学んできました。
が、やっぱり生は違う。
もうこれです。この一言です。
Voicyなどのコメント紹介でよく
「渡辺先生は講演会の時私を見てくれていましたよね!」
「いや、俺もだよ!」
「いやいや、僕も僕も。」
という話が紹介されます。
正直「いやいやそんなことないやろ…」と思っていました。(失礼)
いやそれが、本当なんです。
本当に「あ、今僕にだけ語りかけてくれている」という瞬間があるんです。
これって凄くないですか?
会場にはきっと50人以上いたと思います。(おそらくもっと)
その中でも「今、自分1人にだけ語ってくれている」と思える瞬間があるなんて。誇張なしです。
これが、目線を研ぐということなのか。
様々なものに研ぐという言葉を使われる渡辺先生。
これが超一流の仕事なのかとまざまざと感じました。
模擬授業での語り、引き込み方、褒め言葉の数、テンポ、余白、指示…
もう全てが勉強になりました。
こうすればできるようになるよ、と渡辺先生はその手法や道筋をお話してくださりましたが、そこまでに辿り着く努力はいかほどか…。
本当の意味で自分のものになるのは「無意識にできるということ」だと思います。
相当な鍛錬を積まないとそこまでいけないというのがひしひしと伝わってきます。
渡辺先生のお話を聞くたびにいつも思うのが
「渡辺先生と自分の現在地との距離の遠さ」です。
いやそりゃそうなんですよ。
比べること自体がおこがましいことだとは思うんです。
でも、教師である以上そこを目指さないといけない。
言葉や授業を研ぎ続けなければならない。
それをひたすらに感じたご講演でした。
③やっぱり現場で足掻いてナンボ
すげー!こんな風になりたい!
そう思っても現実は残酷。
自分の力量のなさに向き合う瞬間がきます。
そこに自分がどうフォーカスするか。
正直、講演会を受けただけですぐに授業力がアップするとも思いませんし、そんな魔法みたいなことはありえません。
だからこそ、学んだことを実際に行動に移すことが何よりも大事。
岩下先生は岩下先生。
渡辺先生は渡辺先生。
僕は僕。
僕は僕の持ち場でやるしかないんです。
やっぱり現場で足掻いてナンボなんです。
それが今僕にできることで、やらないといけないことなんです。
今回、ありがたいことに岩下先生とも渡辺先生とも直接お話をすることができ、お酒を酌み交わすことができました。
これは僕の財産です。
またきっとお会いすることもあるでしょう。
また必ずお会いしたいと思っています。
その時に、僕は今僕の現場でこれだけやってますよ!と自信を持って胸張って言えるように足掻き続けたい。そう思いました。
とにかく刺激しかなかった。
最高の1日でした。
僕は僕なりのやり方で現場を面白くしていきます!
P.S
帰りの新幹線は「新大阪着」に乗れました。
寝過ごすことなく、到着と共にここまで書き切りました。
改めて送り出してくれた家族には感謝です。
帰ってお土産を渡します!
ではまた、次の記事でお会いしましょう。