見出し画像

#71 低学年×Canva活用~動画でアウトプット~

どうも。こみっくです。
今年度2年生を担任しています。
年度途中から児童タブレットでもCanvaが使えるようになり、どのようにして授業でCanvaを活用できるか模索してきました。

今回は低学年でも再現可能なCanva活用を紹介しようと思います。

①タイピング難しい問題

まず前提として2年生の子たちにとって「タイピングが難しい」という課題があります。
ローマ字は3年生で習います。
そもそも2年生の子たちにとってキーボードタイピングは難しいのです。
(なかにはローマ字を知っていてタイピングできる子もいますが。)

そうなると、Canvaをワークシートのようにして「自分の感想をタイピングで記入して成果物として完成させる」みたいなことがやりにくいなあと思っていました。

②ほなしゃべったらええやん

Canvaを紙のワークシートと同じように使う発想ではなく、形を変えたアウトプットをしてみることにしました。
Canvaを使って「タイピング」ではなく、「しゃべり」でアウトプットをしています。

僕のクラスでは、Canvaにある「画面収録」の機能を使って子どもたちは学習の成果物を作成しています。
では、そのやり方を以下に紹介していきます。

③動画でアウトプット

まず、プレゼンテーションを立ち上げます。
ここでは、仮に九九の問題つくりを例にしていきます。
りんごやお皿などの素材はあらかじめこちらが用意しておき、子どもたちが自分たちで編集していきます。

赤文字になっている「3×2」はCanvaにある「お絵描き機能」で書いています。
ここでもタイピング難しい問題をクリアしています。

次に左側バーにある「アップロード」をクリック。

すると、「自分を録画する」が出てくるのでそこをクリックします。

「自分を録画する」をクリック

画面収録をする画面にとびます。
右上設定ボタンを押して「カメラ」を選択。
画面下の「録画」をクリックするとカウントダウンが始まります。
その後は話したいことをタブレットに向かって話していくだけ。

録音が終わったら右上「保存して終了」をクリック。
もちろん、取り直しも可能です!

完成イメージは以下の通りです。
画面に話している人が出てきます。
TVのワイプみたいなイメージですが、子どもたちはユーチューバーみたい!と驚いていました。

④おわりに

わがクラスではこの「動画でアウトプット」の方法をかなり重宝しています。
子どもたちは最初こそ操作に時間がかかりましたが、今では慣れてきました。
先日、授業で動画収録した時には5分で取り終えていました。
何事も慣れが大事。

低学年でも再現可能なこの方法、お試ししてみてはいかがでしょうか。
それでは、また。

いいなと思ったら応援しよう!