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辞めることを決心【#卒業とは(#とは)】

おはようございます。
【書くンジャーズ】木曜日の女
よーこさんです。

今週の書くンジャーズのお題は、
【#卒業とは】です。


私の卒業へのカウントダウンがはじまった。

残り少ない保育士としての毎日に集中する
ことが、この3月、今、一番必要なことだ。

目の前の子ども達に集中すること、
保護者の方々との話に集中すること、
この子達の未来を見届ける事は出来ないが、
日本の未来に、この子達が生きていくことを
考える。

今の私の関わりが、
この子達の毎日を作り、未来を作る。

そうやって生きてきた。
ずっとそうやって生きていくと思っていた。
でも、あと少ししか、その時間はない。

4月になった時、後悔しなくていいように、
今をちゃんと生きていこう。
保育士としての私を精一杯生きよう。

辞めることを決心したのは、いつだろうか?

実は、4月新年度が始まった時から、
「辞める」というワードは、
私の頭の中をゆらゆらとうごめいていた。

今の学年を受け持つ事が決まった時、
ここに私の保育士人生の全てを注ぎ込んで、
悔いなく全うしたら、
もう保育士として満足してしまい、
この先に次を考える事が難しいのだろうな
という思いがあった。

長くこの仕事をしてきて、
子ども達がちがっても
小さいクラスで行う事は、大体同じだけど、
大きいクラスでは、全然違うこと、
新しく学んでいることを実践したいのは、
大きいクラスであることから、
その機会を再び求め、満足出来る動きを
自分自身が出来るとは、思えなかった。

いつどうこうなるかわからないものが、
身体の中にあることを自覚し、
残された時間が短いかもしれないのだとも
思うようになっていた。

まだ体が動く、少しだけ若い間に、
遠い昔に夢見たことや
ここ最近思う世界を見て回りたいことや
ヨーロッパに幼児教育を学びに行きたいこと
などを実現してみたいと思うようになっていた。

春は、けっこうそんな思いが強かったが、
夏は、ぼんやりと
そんな事を考えているだけだった。

秋、娘がアメリカで結婚して、
2月にbabyが生まれることがわかった。
娘の手伝いをするためにアメリカへ行きたい
と思うようになり、
はじめは、この事が、辞めることへの
背中を押してくれているんだと思った。

でも、運動会があり、
公開保育に向かって充実した日々を送り、
発表会があり、
仕事への興味は、最大限に増し、
楽しくて仕方ない自分もいた。

娘は、彼と息子と共に、
いずれ日本に帰って来ることを思うと、
私が公務員であり続けることや 
それなりの収入を確保出来る仕事を続けて
おくことの方が良いのではと
強く思うようにもなった。

保育士は辞めても、またなれるけど、
公務員は、やめたらそこまでだ。
来年度、辞めずに、有給を消化しながら、
何度か手伝いに行くことや
何かの手段(自己啓発のための休みや病休)を
使って行く方法を探したりした。

この頃は、どうすべきか迷いに迷っていた。

洗濯物を1枚畳んでは、どうしようと思い、
また1枚たたんでは、辞めよう、
また1枚たたんでは、やっぱ続けようと
気持ちが、ブンブン動くようになり、
頭から離れない日々だった。

誰かに辞めようかなとちょっと口にしても、
「もったいない」「やめんどきー」
「辞める辞めるサギやろー」と言われていた。

ここまでは、迷い悩みながらも
仕事を辞めようと考えていることは、
noteには、全く出てきてない。

これまでの私【お勧めnote3選】12/20
ここで、迷いなく、
私の好きな歌【Hotel California 】
1番目に選んでいて、
思いが溢れてたまらない、と書いてある。

集大成なのかな【2019年を振り返って】12/26
120%こちらという日もあれば、
120%こちらという日もある
と書いてあって、めちゃめちゃ迷っている
ことがわかる。

でも、期限というものがある。

病気の日々12/31
熱にうなされながら人生の選択をしたことが
書かれている。

でも、迷っている。
「辞めるをやめる」の期限は2月、
そこまで最終決定を伸ばそうと考えていたようだ。

新しい人生の幕開け【2020抱負】1/2
なんとなく見えている未来を
そんな風に生きていけたら
と書いてあって、気持ちは向かっている
ことがわかる。

そして、
「ピポットワーカー」について考えた1/14
ここで、すーと気持ちがラクになったようだ。

私が、お母さんである事が自分の中で
何より大切であり、
娘の力になりたいという強い思いがあり、
それを自分の中に受け止める事、
そこに重なった若い時の強い思い、
同じ時に重なった偶然を運命なのだと
思ったのだろう。

保育士辞めてCaliforniaに行きます!【#2020の未来予想図】1/23
この時は、既に辞める事を宣言している。

アメリカに、いや娘のところに行って、
上手くやれるか心配だった。
だから、帰国してから最後の決定をしようと
決めていた。
でも、娘は、既に大人になっていたし、
母親になった。
私の心配していたことは何もなく、
アメリカで過ごすことの不安はなくなり、
新しい生活へのワクワクだけになった。

退職届けを提出しました
もう辞めることをやめるはありませんと
改めて宣言している。

迷ったり、悩んだりしていたが、
書くンジャーズのお題に答える形で、
自分の思いを言語化していった。

その中で自分の思っている事が見えてきた。

書くンジャーズのおかげで、
考えたり、見ることが出来たことや
決めることが出来たことを嬉しく思っている。

書くンジャーズ有料note「2枚目の名刺」にも
「書くンジャーズは、次に向かうためのbridgeとして存在している」と書いている。

bridgeの向こうには、何があるんだろう。

割と狭くて、でも深かった今いるこの場所、
私にとっては「学校」の様な存在で、
多くを学び、沢山の仲間に囲まれて、
一緒に笑って、悩んだ日々を過ごし、
ここにいることが当たり前で、
大きく成長させてもらった。

長く長く過ごしてきて、
ここで過ごすことしか考えてなかったけど、
新しい世界は、すごく広くて、
今までの常識は通じない世界だ。

今まで学んだことを生かせるかわからないが、
これを土台に新しい世界を生きていく。
新入社員となる気持ちだ。
役には立たない新入社員になる事が
透けて見えるけど、
新しい世界で、新しい価値を得て、
私はまた大きくなる!

卒業まで、あと少し。


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