何かをやめることで、得られるメンタル状態
●「やめられない、止まらない」何かから
あなたは何か
やめたいけど、止められない
やめられない、止まらない
何かがありますか?。
飲酒、タバコ、ギャンブル、ドカ食い、過食、甘いもの、夜更かし、ユーチューブ、スマホチャック、お金の無駄遣い、などなど、
私たちが、
やめたいけど、止められない
やめられない、止まらない
ということは、ほとんどの場合
つい「やってしまう」ということで、後から後悔してしまい、
「やらなければよかった〜」と思うからこそ、「やめたい」わけです。
しかし、ほとんどの場合、「やめられない」
そして、そうしてしまう自分に対して、自己卑下を起こしてしまう。
・「自分はなんてダメなんだ」
・「自分は〇〇にだらしない」
・「自分は、やめられない人間だ」
というように、自分にレッテル貼りをしてしまう。そしてそれをセルフイメージとして認識し、ますます「やめられない」自分を作り上げてしまいます。
●私たちの行動のほとんどは無意識的
そうした「やめられない」行動のほとんどを起こす時は自動的です。つまり、車や飛行機の自動操縦(オートパイロット)のように、自動的にその目的地へ向かうように動きます。
私たちの脳は、一旦その行動が本人にとって快適なものであれば繰り返し、習慣化されると、少ないエネルギーで行動するようになります。つまり脳は省エネ化が大好き!なのです。
それは、何か新しいこと、緊急事態がおきたとき、そこにエネルギーを振り分けられるようにするためで、ある意味、生命として生き延びるための戦略的は働きとも言えます。
そして、「やめたい」ような望まない行動であっても、その人にとっての肯定的意図(プラスの目的)をもっているからこそ、その行動を起こすのです。
やめられないタバコ → リラックスしたい、自分の気持ちを落ち着けたい
やめられないギャンブル → 達成感を感じたい、お金を得たい
ドカ食い → 我慢した空腹を満たしたい、精神的に満たされたい
などです。
こうした肯定的意図もまた、無意識的で心の奥底で望んでいることで、表面の意識では気づいていません。
だからこそ、一度、
自分を深く知る、自分と向き合う時間を持って、無意識の領域にあるあなた自身の気持ちにフォーカスすることが大切です。
●まずは、一日だけそれをやめてみる
我が家の父は、私の記憶では、幼い頃から子供の前では吸わなかったけれど、タバコをストックしいて外や仕事の合間に吸っていたようです。そのタバコは定年退職した後も決まったタバコ屋さんで購入していたのを、生前心臓の疾患があることわかったとき、スパッとタバコをやめました。
それは見事なほどですが、人は、命に関わること(命を脅かされること)に関しては、狩猟民族であった頃の脳の働きそのままに、とても高い集中力と決断力を発揮します。
やめられない行動も、ある意味、それによって生命を守ろう・維持しようという脳の仕組みによるもので、逆に、命の危険に直結した行動は、やめることができます。
もしあなたが、
やめたいけど、止められない
やめられない、止まらない
ということがあるとしたら、そのことで起きるデメリットを実感することです。
【快】と感じていたことて突き動かしていたこと
に対して
【不快】を認識していくことです。
そして、
やめることで得られる、メリット(プラスの目的)も同時に認識することです。
そして、それを、まず
一日だけやめてみる
二日だけやめてみる
三日だけ
四日だけ
と小さなハードルでやめてみることです。
一日、二日と続けられ、
やめたいけど、止められない
やめられない、止まらない
が止められたとき、
人は、自己卑下することをやめ、自分に対して自信を持つことさえできます。
やめたことによって、新しい習慣が生活の中に組み込まれ、できる自分、成し遂げられる自分、というセルフイメージさえ生み出されます。
・そこから、今までとは違う、理想とする自分を生きることができ、
・そこから、今までとは違う、生き方の変化さえ手に入れることが可能です。
人生の変化は、こうした些細な部分から生じるのです。
実は私自身も、昨日から甘いもの断ちをしています。
口の周りに肌トラブルが出たためで、「なんでだろう?」と思ったところ、このところ過食気味だったのに気づきました。
普段から、朝起きてから「おめざ」として、お茶とお菓子を食べたりしていましたが、一番の原因は、このところ自宅近くでの解体工事があったストレスで、昼食がわりにロールケーキやら、団子やら、おはぎやら甘いもので済ませ、その量が多くなってました。
写真は普段から好きなモンテールさんのスイーツで、一気喰いしたわけではないですが、やたらにストレス買いしたのは事実。
甘いものをまず今日から断っていて、明日も継続します。
そして三日続け、一週間断ちできれば・・・。
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