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Yuto
2018年10月21日 22:18
金木犀の香りがする頃に、いつも鼻水が止まらなくなる。気温の落差、気圧の上下、秋花粉の飛散で身体がヒィヒィ悲鳴をあげているのだと思う。うだるような暑さの夏を抜けるとふいにやって来る秋は、サウナの後の水風呂のように気持ちいいけれど、浸りすぎるとやはり風邪をひく。 季節の変わり目には、空気が変わる。その変化に植物は色づき、その植物を見た人は心動かされる。嫌われ者の梅雨も、愛される桜
2018年10月19日 23:47
気づいたことがある。バルスとアレルギーはとても似ている。天空の城ラピュタのクライマックスでシータが叫ぶ滅びの呪文は、身体を守ろうとするあまりにその身体を傷つけてしまうアレルギーだ。映画のヒロイン・シータは自分の先祖の作った城を、自分の手で壊した。壊さなければならないと思って、壊した。アレルギーを持つ人の免疫機能も、身体を守ろうと、少しやり過ぎてしまう。やろうとしていることと結果がち