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データの世紀

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2019年度の新聞協会賞を受賞した日本経済新聞社の「連載企画『データの世紀』とネット社会に関する一連の調査報道」の次期連載に向けて、このマガジンでは「データの世紀」をテーマに書か…
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#AIで人格再現

【「データの世紀」取材班から意見募集】故人の人格をAIで再現する技術が進化しています

日経の連載企画「データの世紀」のデスクの植松正史です。COMEMOの読者のみなさんに、データエコノミーに関する様々なご意見をうかがう取り組みの第2弾です。今回のテーマは、「故人の人格をAIが再現する」という新技術についてです。 例えば日本では、数年前から故人と期間限定で語り合うことができる技術を披露する取り組みが始まっています。  海外でも、米シリコンバレーの複数のスタートアップなどが、亡くなった恋人や友人の人格をAIで再現する取り組みに挑戦しています。具体的な内容は現在

AIで再現された人格は故人と同一人物なのか【COMEMO・データの世紀】

「AIによる故人の人格の再現」という技術があるそうです。 私はおそらく利用しないと思います。 故人の意思故人が生前私に見せてくれた姿を大切にしたいと思います。 大好きだった人にもう一度会いたい、話したい気持ちは本当はありますが、亡くなるまでの関わりが故人の意思だと思っています。 私の意思私には人に見せたくない部分があります。 怒りや醜い感情などを、大切な人の前で全て出す必要はないと思っています。 相手といる時間が大切だから、自分の感情より相手のきもちを優先したいことがあ

まさに今がデータの世紀

エビです。 本日、日経COMEMOのトークセッションイベント「データの世紀-新時代のビジネスルール-」にご招待いただいたので、AIについて個人的な意見を書きます。 1.故人の人格再現AIを使いたい?これは使いますね。 使いたくない理由がみえづらいくらいかもです。 どうしてかというと、私は、母がクリスチャン系で父がブッディスト系の家系に産まれたのですが、実家はお彼岸やお盆、クリスマスをやるんですね。もちろんご先祖様の命日には墓跡に花をたむけます。その際、お線香の香りに包まれ

もう二度と会えない人と話せるなら。。

近畿でライフプランデザイナーをしております、石野です。 ノスタルジックなタイトルになってしまいましたが、そのような内容ではございません。あらかじめご了承ください。 COMEMOさんからの意見募集です。 ・AIによる故人の人格の再現という技術が利用できるなら、あなたは利用しますか。利用するならば、どんなことに使いたいと思いますか。利用しないならば、その理由はなぜですか。 利用すると思います。 戦国時代の武将の思いを聞いてみたい。 私は戦国時代が趣味です。 単純にお城

AIによる人格の再現は利用する(ただし前提あり)

COMEMOでお題が出ていました。 AIによる故人の人格の再現という技術が利用できるなら、あなたは利用しますか。利用するならば、どんなことに使いたいと思いますか。利用しないならば、その理由はなぜですか。 人格を再現した場合に人権や法律の適応はどうなるのかなど、考えなければいけない課題が多く残っています。そのため、利用用途を再現した人格のAIと会話ができるということしかできないという前提で考えてみます。 ・コンテキストに合わせてコミュニケーションができる ・ロボットのよう

「データ」の話にほしかった、「人」の話(11/01 COMEMOイベントレポート)

前説:尖った質問集昨日、またまた日経COMEMO主催のこちらのイベントに参加してきた。 来て早々、早速尖った質問が複数用意されており、暫し考えていた。 各問いに対して簡潔に答えを明記するならば、下記のようになる。 Q. 会社が、従業員の内面のデータを集めてそれぞれの集中力やストレス値などを算出する技術を導入することに、賛成ですか。反対ですか。もし実体験があれば、そのエピソードも含めてご意見をお聞かせ下さい。 A. そもそも、その「集中力」、「ストレス値」を算出し、どの