秋田の農林水産業「カッコいい」担い手 大特集!田渕 博之さん(鹿角市)
田渕 博之さん(鹿角市)
奈良県出身、大阪の大学に進学後、大阪のパソコン販売会社等で勤務。
師となる児玉精太郎さんの果樹に魅せられ、平成24年に鹿角へ移住。児玉さんの家に住み込みで働きはじめる。
平成29年精太郎さんが急逝し、混乱と苦悩の日々を過ごすことに。
翌年、SNSで知り合った西川翔太さん(現在30歳)が和歌山県から移住、田渕さんに心強い強力な仲間が加わった。
平成30年かづの精果園を継承し、新たな経営主に就任。りんご、稲作をやめ、ブルーベリー一本で経営を進めることに。
就農のきっかけは?
パソコン業界で行き詰まり、将来に不安をかかえていた。
平成22年、後生掛温泉に湯治に来たところ、後の師匠となる児玉精太郎さんを紹介され、後日出会うことに。
児玉精太郎さんの果樹に出会い、その美味しさに魅せられたのがすべての始まり!
「こんな美味しいものが売れないわけがない!この美味しいものを多くの消費者に食べてもらいたい!」と思い、ネット販売を開始。
過酷だと思っていた畑作業にさほど抵抗はなく、いろんな人とのつながりを大切にするやりがいのある仕事だと感じた。
とにかくたくさんの作業を行う必要があることに驚いたが、それが精太郎さんが作る美味しさにつながることがわかった。
どんな取組をしているの?(令和3年度)
ブルーベリー約3,000本(1.4ha)
将来的には収量、面積ともにもっと伸ばしたい。IT企業の経験を生かして楽天市場やヤフーショッピングでネット販売し、ふるさと納税でも取り扱われている。
農薬を使わず、たっぷりの愛情と有機肥料を使用。夏にはブルーベリーの摘み取り食べ放題を行っているほか、冷凍ブルーベリーやジャムの通年販売、苗木の販売も行っている。
新規就農者へのメッセージ!
都会に疲れた方、鹿角に来て下さい!
あなたの将来を一緒に考えます^^
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