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The mice teeth

先日、昔からずっと好きだったスカバンドのライブに行ってきた。

The Mice Theethというバンド。私が好んで聴く頃にはもう解散をしていたので、今回復活して3年ぶりに東京にてライブ。

わたしがyoutubeで見てただいぶ昔の映像ライブを、生で観れること、曲を聴いていろんな人のことを考えていたよな、なんて懐かしい気持ちとワクワクした気持ち。

The mice theethのライブは、ボーカルの次松さんはもちろんのこと(かっこよい)、楽器を鳴らす方々もいい顔をしている。この人たちがあの音楽を作っていたのか…とやっぱり自分の中で、「私は正解」と思った。

世代は40代、客は若い人は少なかったけど、30~50代の人が存分に踊ってリズムに乗っている姿を見て、歳をとるにつれてこうなっていくのかもとも思った。左隣、手前にいた女性は、ノリノリでスカリズムにズンドコ踊る。普段こんなことしないんだろうな、って感じで存分に踊っていて最高だった。今と昔変わりませんよーと。

恥なんてないのよね。一番前のセンターに主婦のようなおばちゃん、白髪のファッショナブルスタイリッシュおばさんもワイン片手に。

終わった後は、あれだけノリノリだった人も少し恥ずかしそうにリュックを背負って帰っていったけど。

超最高な気分で帰るのだけど、ふと思ったんだよね。私誰も思い出さなくなったって。

めちゃくちゃ好きだった人のこととか考えて聴いてた曲もあったのに、鮮明に思い出せなくて淡い記憶。これ、もう私思い出になっちゃったんだ、と思うと月日を感じる。

帰り道、「この道はあの人と歩いたな」とか「あの人とここきたな」というのが何個かあって、でも深い思い入れがそこまでなくなっていることにも気がついた。

次のステップに進んでるのか、全ては過去になって関わった人と私はきっぱりと分かれているのか。

ライブで、一番聴いた曲は歌われなかった。
「霧の中」という曲。

ライブに来てる人たちは、結婚とか、子供とかがいたりして。なんとなく今、歌われる曲としては、違うとなったのかな。

うやむやな、モヤモヤとした恋というか、この曲にどれだけ私、感傷に浸ったことか。


取り留めのない文章になりましたが、そんなことを思った日でした。


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