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映画『52ヘルツのクジラたち』【2024#7】


感想の前に


この映画は公式ページに以下の注意書きがあります。ご鑑賞の際はご注意ください。

私はファーストデイはあんまり映画を観ないんだけど、3月・4月とスケジュールがタイトなので、観てきました。「哀れなるものたち」もまだ観れていないんですけど、満席でした。金曜日に、初週じゃない映画が満席で、初週の映画が客がいないっていうのはどうなのだろう。3時間超えの映画とかもゴールデンな時間に流してるけど、「ハイキュー」だったら同じ時間で2回いけるし、たぶん客ももっと入ると思うんだけど、ガラ空き状態。まぁ4月にはコナンあるし、アニメばっかり流してどうするの?って感じなのはあるけど。映画ファンがどんどん減りそう。

感想(ネタバレあり)


舞台は大分県ということで、なんか懐かしい感じがした(私は九州の出身)。
主演の杉咲さんをはじめとして、やっぱり俳優さんはすごいなと思ったのですが、内容的には、うーん、な部分もいくつかありました。
杉咲さんは3年前、2年前、1年前、現在と、同じ人物ですがしっかりと演じわけているというか、同じ人には見えません。見た目とか話し方とかが変化しているとかそんなレベルではなくて、ほぼ別人。1人4役みたいな。
小野さんも良かったなぁ。「ハケンアニメ」のときからちょこちょこと観ているんですけど、もっと観たい。

話の方は、
雷が鳴って、雨が降るシーン、雷の時点で、帰ろうとしないのかな。夕立くらい普通に経験あると思うんだけど。子どもと出会って傷を見せるための流れなのはわかるけど、なんかわざとらしいというか。
お家のベランダじゃないけど、外の木のやつ、なんか良いなと思ってたんですが、パンフを観たら、あとから付けたみたいで。うーん、木でできてるから20年もすれば使えなくなるようなものなのはわかるけど、たまたまあったわけじゃないのか。

全体的に、暴力シーンとかあんなに必要だったのかな。キスシーンとかもいらない気がする。注射の部分とか、直接的な表現じゃなくて、におわせるくらいで良かったんじゃないかな。文字で説明しているようなものだし。なんだろう、視聴者というか観ている人の想像力みたいなものをもっと生かした表現にはできなかったのかなと。説明が多すぎる感じ。なんで?って何度も思うくらいでちょうど良いのに。

映画館情報など


グランドシネマサンシャイン池袋で。ファーストデイで1300円。パンフレットは880円。
配給が御三家じゃないと扱いが小さいですね。フラッシュバックとかの可能性も考えたのかもしれないけど、初日で100席くらいしかないハコはちょっともったいない気もする。それでも6割くらい。平日は10人とかになっちゃうかなー。

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