フランスの幼稚園
フランスの幼稚園は1クラス25人ほど。担任の先生の他に補助教員が付きます。
調べてみたら、日本の幼稚園は1クラスマックス35人(実際は20~30人位だそう)を年中さん以降は担任の先生が一人でみるそうですね。
私の働いている幼稚園では母国語がフランス語じゃない子も多いので、補助教員がいないと、とても大変そうです。
そして、フランス独特の教育方針として、発言する事が素晴らしいのです。
幼稚園に限らず、分かりきったことでも、手をあげて質問すると先生受けがいいようです。
珍しく静かに聞いてる偉い子がいる!と思ったら、ただフランス語を話せないだけだったりします。
落ち着きがないなぁと思っていますよく見てみたら、フランス語が分からないから気が散っていたり。
さらには、小学校にも共通だそうですが、特別学級がありません。学習障害をもっていても、自閉症でも普通クラスに入って授業に付いていかなければなりません。
医者の診断書があれば、その子に付きっきりの特別教員がつくそうですが、私の見ている限り、幼稚園では週に1日、半日だけです。
これは生徒にも先生にもとても厳しい状況だと思います。
そんななか、ヴァイオリン(音楽)が何かしら生徒たちの成長や自信に繋がるといいなぁと思ってレッスンをしています。
学校側も私も、ヴァイオリンプロジェクトの一年生。手探りでやってきたこの一年はとても大変でしたが喜びも大きかったです。
次回はそんなレッスンの様子をご紹介していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。