諦めなければ誰でもなれる!プロライター、コラムニストになるための8つの方法
前回の「ライターのお仕事」のコラムでは「プロライター、コラムニストになるための8つの方法」のうちの半分までを紹介したが、今回は残りの4つをお話しよう。
その5・検索上位を狙え!ブログでウケまくれ!
ブログやSNSで人を集める、アクセスを増やす!!
これが一番地道で実直な方法じゃないかと思う!!
実際、当初桃子もブログを通して「仕事の依頼」がきた。
共感系の記事や目からウロコの発見記事など、ヒト様が読みたくなる内容を書いて書いて書きまくる!!
そこで読者を増やしていく。
無料のツールやブログをきちんと活用することだ。
また検索ワードに引っかかりやすいタイトルの記事投稿をして
検索上位やヒットを狙う。
Google先生に優良記事として認めてもらう。
記事を投稿の場や自分の書いたものを公開する場所なんて
最初はどこだっていい。
その時はお金がもらえなくとも、
コツコツ書いていることでそれが受注につながることも、原稿依頼がくることもあるんだってこと!
ブログは一般の方だけがアクセスしているわけじゃない。
メディア関係の人はブログやSNSでおもしろいネタ探しをしてるし、それこそライター(書ける人間)を探してたりする。
そう、業界の人に「ウチで書いてみませんか?」と言わせればいいってハナシ!!
書いて書いて書きまくり発信しまくりどんどん露出していくこと!!タダでも的を得た記事書いてりゃ周りはほっとかない。
たとえ時間が要したとしても、これがなによりも堅実なやり方だと思う。だってライターという仕事は「書き続けられなくてはならない」のだから。
その6・出版セミナー、文章セミナー等に参加してみる!
ライティングスクールよりも敷居が低い文章講座やセミナーを利用してみるのもいい。
世の中、なんにしても、自分のためになる情報や知識を得るには労力が必要不可欠!!
だいたい自分は何の努力も苦労せず、人のノウハウをタダでもらうなんて虫がよすぎるってもんだ。
少しでもいいから自分でお金を使ってみる。
「銭だして、人から知恵を授かる」ことも経験してみるといい。
そしてセミナーや講座に参加したら参加しただけで満足せずに(※多くの人はセミナーに参加するとそれだけで自分が賢くなった気になってしまうから)教わったことはちゃんと実践してみる。
それが本当の学び。実行しないと成長しない。
その7・出版社や編プロに潜りこみ、編集者になってみる!!
バイトでも編集アシスタントでもいいからとにかく編集の現場に潜り込んでみる!
編集出身のライターさんは案外多い。
桃子の周りにも編集者からフリーのライターになった人がいるし、編集の技術や知識を生かし独立している人もいる。
出版社や編集プロダクションに入り込んで編集の仕事に携わることができたらならたいていライターに転向できる。
しかも編集の仕事はライターの執筆した原稿を編集・校正し、記事公開するので、おのずと世の中が求めている文章や読者が欲しがっていることがわかるはず。
また出版に至るプロセスや雑誌の企画、時代に即したテーマや特集の組み方、段取りもおそわれるだろうし執筆する側になるには非常に有利な立場。
何の実績もない人間にいきなり記事を書かせてくれるところなどなくとも
自分が編集部に潜り込んで働いていれば、上の人から「ちょっと書いてみるか?」と言われる可能性は高い。
なんらかの形で”編集”の仕事に携わることができれば、ライターへの夢を叶えるには一番ラクな手段とも言えるかもしれない。
……ただし、編集さんのお仕事はめちゃめちゃ忙しいけど。
その8・SNSを駆使してコネを作る!人をたらしこむ!
仕事を受けるためには、”自分にはない人脈”を作ること!
「業界に知り合いがいない!」……ならば、自分が今もっていない人脈を作る努力をする。
そこで利用しない手はないのが、TwitterやFBなどSNSである。
ここでライターや編集出版関係の人を探しだす。ライター界の方や同業者のグループに入り交流していく。
どこぞこ出版の編集さんや有力者をフォローしたりコメントしたり、「いいね」を押しまくって自分の存在を知ってもらうのもアリ。
これを”マメに”続けていく!!
交流を深めていけば仕事を回してもらえるかもしれないし、または仕事を紹介してもらえるかもしれない。
SNSを上手に利用すれば「自分が繋がりたい人と繋がれる」可能性も出てくる。
ただ顔が見えないからこそ、常識や、相手に対しての気遣いが必要。
SNS上においてでも、社内においてでも、合コンにおいてでも、空気読めないと嫌われちゃうから。
相手が返したくなるようなコメントやメッセージを送るなど、コミュニケーション能力がモノをいう。
SNSも実社会と同じ。
……ということで「プロライター、コラムニストになるための方法」を話してきたけれど、ライターとして仕事をもらうため、また実績を作るためには自分からなんらかのアクションは起こさねばならない。
未経験者や初心者が仕事を取るには”情熱なし”では得られない!
コラムニスト・神崎桃子
~神崎桃子略歴~
2006年より執筆活動をはじめ、プロライターとして2011年「酸いも甘いも知り抜く体験型恋愛コラムニスト・神崎桃子」としてデビュー。これまで数々の大手ポータルサイトにて連載。
男女のズレや生態にツッコミを入れ、自ら経験して得た恋愛の教訓を各メディアから幅広い年代の読者に伝授してきた。
2014年に執筆した男性の気持ちを代弁したコラム「男ってこういう生き物なんです!!女にわかって欲しい男の習性・7項目」はYahooトップニュースや各媒体へ"気になる記事"として取り上げられ、またたく間に100万PVを超える大ヒット記事に。
Twitter、FB、SNSで拡散され男性読者の支持を得る。
一方で「いい男がいない!」「マトモな男がいない!」「出会う男がダメンズばかり……」とボヤいている"恋のしくじり女性"への執筆活動も展開。
独自の恋愛説法を唱える連載コラム「恋愛サバイバル教官・神崎桃子の恋愛スパルタ塾」で愛ある喝を入れる。
著書には
「なぜ女はこんなことで怒るのか ~不機嫌な彼女をなだめる10の掟~」 (2019年発行/impress QuickBooks)
「恋愛サファリパーク~必要なのは女子力よりサバイバル力!」(2012年発行/すばる舎)などがある