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薄月の夜に星をみる 今この時ばかりと三等星 ほのかな光で闇に瞬く あの眩さには敵わぬと …
雲より出ずる月あかり いにしえ浮かぶ幻灯機 幾多の時が流れても 変わらぬ思いを重ねゆく …
猛夏にゆらめく陽炎に 戦果に喘ぐ影を見る 名もなき兵など一人もおらぬ それそれ歩みし時が…
かげりを知らぬ夏空に 群れ舞い上がる赤とんぼ 秋はどこかと尋ねても 我は知らぬと飛び去り…
風に吹かれてあかね雲 遠き母の走馬灯 時は戻れぬ 悲しみ伏せて こころの淵に 灯す迎え火…
酷暑に揺れる眼差しに はきと色差す百日紅 その明るさが恨めしい。 本日京都は、6年ぶりの…
一体あなたは何やってるの それがほんとにしたい事? それなら別に良いけれど 私の日焼けはどうする気? 愛されたいなら今だけど いつまでプカプカ浮いてるの? 傍から見たら滑稽よ ねえ、あなた聞いてるの? 自分のチカラを過信して だんだん沈んで来てるじゃない もう良い加減に気づいたら? あなたが逆さまだってこと
今日は随分不機嫌ね。 うっかり触れたらケガしそう いつもは優しく穏やかなのに 昨日雨が降…
今日は朝から濁り雲 いずこか知れぬ遠雷が 私の不安を掻き立てる 一日無事でありますよう …
明日に向かって灯りさす 祇園祭の宵山に コンチキチンの鐘の音が 私の心にこだまする 夜の…