女の子のうらおもて
山本文緒さんのばにらさまを読んだ。
ばにらさまってあだ名、白くて冷えててだからなんだけど、つけられたら嬉しいかな?言われたらいやかな?
本は女の子のうらおもてにフォーカスを当てた短編がぎゅっと集まった内容だった。お金がないのに給料入ったらいい肉買ってすき焼きしちゃったり、シャネルのバッグを10万で売って今季流行りの新作ブーツを買ったり、頭がいいんだか悪いんだかわからない。わたしにも少なからずそんな時代はあったし、なんなら抜けきれてない気もする。
そんな女子たちのそのままの部分と、SNS投稿の対比がまたおもしろい。そして痛い。これまた、わたしと重なる気もしちゃう。
秘密のない女の子なんてこの世に存在するのだろうか。その秘密に気づいていない男の子なんているんだろうか。
ちょっぴり痛いかわいい女の子たちの話を読んで、そんなことを思った。
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