大和言葉|名は体を表す
こんにちは。Angieです。
今日は、名は体を表すについてです。
これをお話しするにあたって、
大和言葉というものに少し触れたいと思います。
さて、今では漢字を当たり前に使っていますが、
漢字が伝わる以前からある古い日本語を、
大和言葉、或いは和語と呼んでいます。
大和言葉には四十八音あるとされ、その一つ一つ
の音そのものに意味が込められています。
この一音一音を調べる学問を、「音義学」と
呼んでいます。
戦前は音義学が盛んに研究されたようですが、
これが戦後になると、その多くが研究対象から
外されてしまったという経緯があるようです。
この音義学と大和言葉に皆さんに触れていただき
たく、今日のお題としました。
さてここでご紹介する内容は、
綜學創始者の林英臣先生が研究された内容になります。
下記に、林先生の著書『縄文のコトダマ』より
大和言葉音義表を引用※させていただきました。
突然ですが、私の肉体の本名は「ルナ」です。
これを下記の表に当てはめてみると、
次のようになります(ラ行の個々の説明略)。
◆「ル」…変化活動でありながら内面を掘り下げていくという傾向がある。
◆「ナ」…調和
※以下引用
ア 開放、開き広がる
イ 生命、活動、強さ
ウ 閉鎖、閉じこもる
エ 分岐、分かれての伸長
オ 偉大、重要
カ 幽玄、奥深さ、疑問
キ 強烈、厳粛、激しさ
ク 結合
ケ 表面(に起こる事)
コ 凝固、凝集
サ 微細、繊細
シ 水→統一、静粛
ス 先鋭、突出、占有
セ 近接、寄った所
ソ (相手に)寄り従う
タ 高く顕れ多く広がる
チ 継続(するもの)
ツ 付着、つながり続く
テ 本体からの伸出
ト 閉止
ナ 調和
二 醞釀(ウンジョウ)
ヌ 一様(にする)
ネ 根本(にかえる)
ノ 接続
ハ 発現、出る、発する
ヒ 氣の力、エネルギー
フ 振動、上から下る
へ 辺縁
ホ (緩やかな)出現、秀でる
マ 真理、時間・空間
ミ 本質、優しさ
ム 内なる発酵・増殖
メ 可愛らしいもの(への愛)
モ 微細な物の集合
ヤ 沢山(出雲神話)
家屋
破壊
安息
ユ ゆったりとした動揺
ヨ 移行
ラリルレロ /走る、変わる、サラサラ、コロコロ
など語尾に付いて活動や変化を表す
ワ 円満、充足
ワの分析・分割
ヰ 存在
ヱ 緩む様
ヲ 終了、最後
ン 止場
引用以上
これを文章にまとめなおしてみると、
【内面を掘り下げ変化活動することで調和する】
となります。
もう少し意訳すると、以下のようにもとれます。
ルナという名が、よくない側面で出れば、
【物事を深く考えすぎるために自分という内側の世界にこもりやすい】
【物事の真理を理解せず、物事の表面ばかり味わ
っていては、カラカラと空回りすることになる】
良い側面で出れば、
【物事を掘り下げて考え、その真意を見極めることができたとき、それは調和することに繋がる】
こんな風に言えるのではないでしょうか。
正に私をあらわしているように思います。
そしてここで、一つの気づきがありました。
名は体を表すのであれば、生まれた時に個々の
生き方が宣言されたともとれます。
すると、私の名には陥りやすい傾向が見えてきます。それは「深みにハマりやすい」ということです。
物事を深く掘り下げ、頭で色々と考えてしまう。
考えすぎは肩に力が入り、呼吸が浅くなり、
顔が強張っていく要因です。
では、それを補うものは何か?
それは【能天気】【笑い】といった類いでは
ないかと思います。
私の名には持ち合わせていない要素です。
これまでの人生でも、確かにそれが証明でき
ます。少し昔に、兄に言われた言葉があります。
『小さい頃はあんなに笑っていたのに、
ある時から目が笑わなくなった。』
確かに自分の写真を見返しても、
そうだと気づいていましたが、その要因がここで
明らかになるとは思いもしませんでした。
これは、人は一人では生きていけない
ということのあらわれではないでしょうか。
そのようにして、天は私たちに学ぶ仕組みを
作ってくださいました。
私たちは偉大な存在たちの大きな愛の元に、
生かされているということを知りました。
ありがとうございます。
そして私からの告知です。
我こそは【お笑い】担当であるという方が
いらっしゃいましたら、ぜひお友達になってください(笑)
私に【笑い】を教えてください。
霊体共々、よろしくお願いします。
では、今日はこのくらいで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
また次回、こちらでお会い出来ること楽しみにしております☆
親愛なる Angieより 2024.11.5
※引用:著 林英臣「縄文のコトダマ」p.118,119