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【読書感想文】地球に住めなくなる日

はぁぁぁぁぁぁ!!!!!ようやく読み終わったーぁぁぁぁぁ!!!

苦節1ヶ月(大袈裟)ついに読み終わりました。苦しかった。

地球温暖化の本です。情報量が多すぎて頭が飽和しました。今回は、読了後すぐの感想で失礼します。

最近は新型コロナウイルスの話題のときにエビデンスとか言われるじゃないですか。まさに、この本はエビデンスの塊です。膨大な資料をもとに、地球温暖化へ警鐘を鳴らす本です。

この本が読むのに時間がかかったのは、莫大なエビデンスを盛り込んでいるので、わからないことをググったりしてたためです。実際の問題が書かれているパートでは暗い未来に読むのが苦しくなったのもあります。

今回、一番衝撃を受けた文章がこちらです。

永久凍土が溶けていることには疑念の余地はない。カナダではこの半世紀に凍土の境界線が130キロメートル近く後退した。(中略)いま、研究者が憂慮するのは「アルベド効果」の方だ。雪や氷は白いので、太陽光線を多く反射する。それが減少することで太陽光線の吸収が増え、地球温暖化が進むのだ。

この文章を読んだとき、ものすごい衝撃を受けました。知識として永久凍土が溶けていることは知っていました。そのことが海面上昇をもたらしていることも。でも、そのほかに、太陽光線を吸収するから地球温暖化が進む、ということを初めて知ったと同時に、様々な現象が複雑に絡み合って地球温暖化という1つの大きな問題を生み出しているのだということを、この部分を読んだときに痛烈に感じて衝撃でした。そして、物事を一面だけ見て、地球温暖化を分かった気になっていたということを気づかせてくれたと思います。

何ができるだろうか。でも多分小さなことから積み重ねていかなければならないのだろう。必要なときに声をあげられるように、正しい知識を知っておくことは大切だと改めて思いました。

ほんとは日曜日に読了予定でした。1日伸びたけど、がんばりましたぁ…。


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