心を守るために。
真夜中に突然飛び起きたり、暴れたり、泣き出したり、そんな事が何週間かつづいている息子。
上の絵は、息子が学校の写生会で描いたものである。
多くの子供たちが、きれいな青い空、青い海を描いている中、息子の絵だけはどんより曇った空に緑の海。船の影。
写生会の日。
本当は雨が降りそうな曇り空の日だったのだ。
見たままのリアル。
楽しく送っている学校生活の中でも、残念であるが悲しい場面も実際にはあるだろう。
息子の心に悲しい場面がリアルに突き刺さってしまったのだ。
多くの人は、自分の心を守るために少しずつ、記憶を消して行き、消化していくのだと思う。
あんなに、色や形をリアルに表現する息子には都合のいいようにぼやけさしたり、消したり出来ないのだろう。
息子は、パソコン教室でテンキーを使うことを何度も何度も教えてもらっているが、文字キーの上の数字を使う。初めて、使っのがiPadのテンキーの無いキーボードだったからだと思う。初めに正しいことを習わないと、違う方法になかなかアップデートできない。
悲しい場面を思い出すというより、何度も経験して苦しむ息子の姿が、今度は私の心に刺さる。
またこのまま、不登校になってしまうのか… 息子の心は壊れてしまわないか…
どうしたら、苦しさから解放してやれるのか…
私の心が壊れてしまいそうで…
でも、私が悲しい顔を見せると、息子にとってのお母さんは悲しい顔の人になってしまうだろう。
いつもニコニコと穏やかな母親でいれるために、息子と自分の心を救える方法を探して行こう。
息子の言葉をたくさん引き出し、解放してやりたい。私はこうして書くことで、心を整理していこう。
次は素敵な出来事を書きたいなぁ。
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