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味噌作り教室に参加してみた

菌たちが、愛を育てる数ヵ月。
どんな味になるのかワクワクしてる。

食事相談を受けて食戔を作る時、食材は何にするか?
身体にたまった熱をとりたいのか?それとも温めたいのか?その人がどこの出身なのか?などをふまえて、使うものを決めていくことがある。

そのなかで、例えば、お味噌汁を飲んでもらいたいという時にも、具は何がオススメか、味噌は麦がいいのか?それとも豆か?などなど、細かく考える。

だけど、恥ずかしいことに、教科書的な知識はあっても、具体的にはよく分かってなかった。

そこで、【味噌教室】があるというのを聞き、さっそく参加してみた。

蒸した大豆に、米、麦、大豆などの麹と塩を混ぜて発酵させたのが、スーパー調味料、味噌!

しょっぱめ、甘めはもちろんのこと、日本全国地域によって様々に独特な味わいがある。

教室では、まず、色々な種類の味噌を食べ比べてみた。

私は麦味噌をよく食べているのだけど、こちらは九州に多いのね。なじみのある甘さ。

一番上の黒いのは、豆味噌。八丁味噌とかね。
熟成期間が長いと、色が濃くなるらしい。

こんなに身近なのに、実はよくわかってなかった、味噌のこと。
知るというのはとても楽しいことだなぁ。

今回は、生米麹と同じ量の大豆で、米味噌作り!

煮て柔らかくなった大豆をなめらかになるまでつぶし、塩と生米麹を混ぜたものと混ぜこんでいく。

無言になって、無心になって、こねこねこねこね混ぜ続け、まとまってきたら容器にいれて、空気を抜く。

こねこねするほど可愛く思えてきて、これは美味しいものが出来るに違いないと確信した。

最後にラップで空気が入らないように蓋をする。

あとは菌たちに頑張っていただき、三ヶ月~半年待つのみ。

もちろん時間も力も使うけど、材料はシンプルだし、作るのありかも!
っていうか、作ったほうがいいかも!!

大豆をひよこ豆にしたり、慣れてくるといろんなアレンジも出来るみたい。

数ヵ月後に、自分で作った味噌でお味噌汁を作れると思うと楽しみ!

そして、知らなかったことを知った私は少し自信がついた。

日本発酵文化協会

COLORdrops/自分研究所

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