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湯シャン② シャンプー、「飲めますか?」

湯シャンにして、いつの間にか5年。
今日は湯シャンにした理由について書きます。

当たり前だったシャンプーに疑問を持ったのは、
10数年前、オーガニック系の雑誌の
編集に関わったとき。

取材先はもちろん、
読者さんたちもエコロジー意識が高く、
それまで知らなかった様々なことを
学ぶ機会になりました。

編集部ではアミノ酸系のシャンプーを
勧めていたのですが、

調べていく中で、複数の産婦人科医が
「最近の妊婦さんは、用水がシャンプーの匂いがする」
と指摘していたことを知りました。

反論する方たちもいらっしゃいますが、
現場のお医者さんたちの声なので、
無視はできません。

「経皮毒」という言葉、ご存知でしょうか。
肌から吸収される有害な化学物質のことです。

キッチン、洗面所、お風呂…
私たちは日常の様々なシチュエーションで
経皮毒を取り込んでいるようですが、

頭皮の吸収率は、腕の3.5倍とのこと。
毎日シャンプーした場合、
1年間で何ミリリットルものシャンプーを
「飲んでいる」と同じこと。

想像すると、
ちょっと、抵抗を感じませんか?

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そして、編集長から指摘されたこと。

シャンプーや化粧品に書かれている
「自然派」はただのイメージ。

「無添加」は、何を無添加にしているのか不明。
何か1つでも無添加にしていれば
使える言葉だそうです。

「安心」と思い込んで使っていた私には、
目からウロコでした。

長年、マスメディアや広告業界に関わっているのに、
それでも、商品名やイメージで
買ってしまうものなんですね。

界面活性剤については、
必ずしもすべての界面活性剤が
悪いということではないそうですが、
できれば、
より、安全なものを使いたい。

こうして、アミノ酸系シャンプー、
オーガニック系シャンプーを知り、
髪に良さそうなシャンプーに
切り替えましたが…

結果、その後も、
私の髪に合うシャンプーは
見つかりませんでした。

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そんなとき、
以前使っていた、
ある美容室のオリジナルシャンプーを
思い出しました。

原液をボトルに少し入れて、
水で7〜8倍に薄めて使う商品。
その美容室によると、
シャンプーを原液で使うなんて、とんでもない!
とのこと。

それを思い出し、
洗面器にお湯を入れてシャンプーを足し、
薄い、薄いシャンプーで、2度洗い。

これをしばらく続けていましたが…
やはり髪質は改善されず、
ネットでシャンプー専門のアドバイザーに
相談して、さらに模索。

そして
「シャンプー・ジプシー」に
ほとほと疲れ果てたとき、

こんなに良い商品を使っても、
薄めて使ってもダメなんだったら、
いっそのこと、
シャンプーなしでも良いんじゃないの?


こうして、
「湯シャン」という新たな道が
視野に入ってきました。


当時、うちのお風呂や洗面所には
シャンプー、コンディショナー、ヘアパック、
ムース、ヘアオイルなどなど、
色んな物が並び、
毎月5000円以上は使っていたと思います。

いまは、それらは一つもない生活で、
サッパリ♬

次回は湯シャンへ切り替えていく
過程について、書きますね。

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