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自身をAIで振り返ることができたなら

私が描いている間、3人は「大人の塗り絵」を楽しんだりしている。

サンポ:普段デジタルだから、この色鉛筆と紙がこすれる音とか、感触が
    いいのよねー

クロミ:同じ絵を塗っているのに、3人こんなに違うんだわね。

サンポ:自分AIって、色の好みとかも再現するのかな。

コトハ:なんでもできるんじゃない。

クロミ:AI活用を社内啓蒙する係の人が、テキトーだな(笑)

コトハ:ビジネス活用については具体的なことやってるけど、
    生活面でもっと夢のある使い方はないでしょうかと。

サンポ:はい!はい!
    私の代わりに、お義母さんの長電話の相手してくれる、
    音声AIがほしい(笑)

クロミ:コールセンターの仕事はなくなるが、世のストレスは減るな。

コトハ:ストレスが減る。
    そうね、ウェルビーイングのためのAIを空想しましょ。

クロミ:毎日食べるもの着るものを決めてほしい。

コトハ:人によっては楽しみがなくなっちゃうことだけど、
    クロミはそういうとこあるよね。

クロミ:着るもの食べるものより、他のことに時間つかいたい私にとって
    は、それがウェルビーイングよ。

サンポ:生存に必要な物理的選択については、
    AIが最適解を教えてくれるなら、
    人間はどうでもいいこと、くだらないことに
    たっぷり時間が使えるようになるわけよね。

エカキ:くだらなくていいなら・・・
    脳の記録を全てアウトプットして、
    自分データベースにできないかなと。

クロミ:期待通り、変なこと言いだしたよ(笑)

コトハ:なんで、脳の情報をアウトプットするの?

エカキ:思い出せないだけで、脳はこれまでのこと全部記録しているって
    きいたことがあるんだね。

サンポ:自分の身に起きたことじゃない、ドラマで観た出来事も、自分ごと
    として記録しているとかなんとか。

クロミ:全部自分ごとっていうのじゃなくて、主語がない状態の情報なんじ
    ゃないの?

コトハ:人って、自分でもわからないうちにトラウマをこさえてたりして、
    自分探し迷子とか、自身にとってのウェルビーイングから遠ざかっ
    たりするから、自己分析にAI活用ありかしらね。

サンポ:人生終幕時の走馬灯を、生きてるうちにデジタルデータ化して、
    AIにちゃちゃっと、解析してもらおうと。

クロミ:思い出すのがつらい黒歴史は検索の対象外としていただいて。
    あぁ、エカキが思ってるのは、自分の影武者だかクローンを作ろう
    というのではなくて、AIをつかって自分を俯瞰してみるということ
    か。

サンポ:ある意味、ハイヤーセルフになれるね。
    やば、それってアセンションじゃん。

コトハ:スピ用語についていけないんですけど。

エカキ:すみません、私、そこまで考えてませんでした(笑)

    例えば、初めて見るはずの景色や、初めて聞いたはずの音色が、
    めっちゃ懐かしいとかってあるじゃない?

    トスカーナの糸杉並木なんて、私、トスカーナ行ったことないの
    に。めっちゃ懐かしい。

    それって多分、子供の頃に見た絵とか音楽の影響なんだけど、
    その絵がなんだったのかとか、AIに質問して出てきたら、
    すっきりするなぁって。

サンポ:過去生の記憶みたいな。お、いいね。ロマンがある。

コトハ:ロマンなの?
    確かに、思考の癖とかその原因がはっきりして、おもしろいかも。
    人の数だけストーリーがあるだろうし。

クロミ:脳の情報をアウトプットする技術とか、実はもうあるのかもだし
    ね。

サンポ:エカキがみている変な夢、のぞいてみたい(笑)

エカキ:人体ってきっと「情報」の集合体じゃん?

クロミ:それを自在にアウトプットして、精査した上で、見ることができた
    らって話よね。
    ちょっと恐ろしいことも起きそうだけど。
    反省するには最適な教材よね。

コトハ:曖昧な記憶で、必要以上に自分を責めてこじらせるより、
    事実を客観視できた方がよさそう。
    別の角度から眺めてみたら、
    「あれ、そうでもなかったな」ってこと多々あるだろうし。

サンポ:高次元の知覚な。

エカキ:二次元に落とし込む仕事をしている私がいうのもなんですが(笑)
    「多次元」の、同時に複数のことが起きている感覚というのは、
    現在の人間の脳仕様だと、むずい。
    私もそれできないけど、あるんだろうなって思うのは、
    北斎さんや若冲さんには、見えてた気がする^^

    私が感じ取れるのは、せいぜいデュアル風w
    けど、彼らには多次元が知覚できてた、だからあれらが描けた。

    という妄想とかもね、
    私の脳内でどのように情報が処理されて、浮かぶものなのか、
    知りたいなって。

クロミ:AIからしたら、「人間てバカだな」

サンポ:AIって、そういうジャッジはしないんじゃないの?

コトハ:トレーナーが教えこめば、言うかもね。

エカキ:自身をAIで客観的に振り返れたのなら。

クロミ:衝撃が強すぎて耐えられないかもしれないし。

サンポ:うっかり目覚めて、別人になっちゃうかもしれないし(笑)

コトハ:何も変わらないかもしれないけど、「納得」とかね。

エカキ:いろいろと、手っ取り早いかもしれない。。

・・・

読んでくださってありがとうございました。

これを書いているのは熱帯夜明けです。
私が生きてきた中でも最高気温が続いています。
みなさまどうぞ、ご自愛ください。

私も今日は仕事で外出するので、気をつけなきゃです。



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