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美しいひらがな②私が「い」について言いたいこと。

今日は
私の「い」を書く。


シンプルなだけに、なめてかかると
ブサイクになる時がある。

POINT. 1
筆圧を変える

い-1

ゴシック体のよう読みやすいが日本語の美しさが表現できていない。


い-2


出発点を細く、徐々に力を加えていく。
二画目も同様に、最後に圧を上げてしっかり止める。
止めてから上に跳ね上げるような意識をするといい。



POINT. 2
右上がりに

い-5

二画目を下げると困ったような「い」になる。
これも悪くはないが、基本的な「い」としてはもう少し修正したい。



い-6

気にするところは二画目だけでいい。
一画目より少し上に、二画目のペン先を持っていき下に降ろす。
凛々しい雰囲気になる。


POINT. 3
空間を広めにとる

い-3

悪くはないが、一画目と二画目の間が狭いと縮こまった印象を受ける。


い-4

空間を広めにとる方が「い」の良さをが際立つような気がする。


POINT. 4

い-7

これも極端に書いた例だが、いびつな印象を受ける。


い-8

円に沿って描くように、ふっくらと丸みを出すとやさしい雰囲気が出る。


POINT. 5
はねる

い-9


一画目の下部をしっかり止めてみた。
とても無表情に思える。


い-10


止めずに、二画目へ続くように「はねる」と
シンプルな「い」が豊かな表情になってくる。


POINT. 6
アシメトリー

い-11

同じ長さ、同じ高さで左右対称に書いてみた。
なんとも言えない気持ち悪さがある。


い-12


左右非対称。一画目は長めに、二画目は短めに。
長さを極端に変えること左右の高さにも違いが出る。




最後に、例のごとく筆文字を書いてみた。

い-13

筆の場合の二画目は、ほぼ「点」だ。
太めになってしまったが、なかなかだ。



次回は「う」を書いてみる。


最後まで読んでくれて
ありがとう。

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