見出し画像

美しいひらがな⑧私が「く」について言いたいこと

今日は「く」について。

シンプルな字だが
少しポイントがズレるとへなちょこになりかねない。


POINT  1
折る位置

く1-1

 方向を変える位置を少し上で折ってみた。アンバランスで心地よくない。


く1-2

中心から上下シンメトリーな位置で折る。とてもバランスがいい。



POINT  2
少し反る

く2-1

筆圧の変化もニュアンスも入れず、まっすぐに書いてみた。
大なり小なり<>の記号にしか見えない。


く2-2

軽く反らせるだけでひらがなと理解できる。
しかし反らしすぎは要注意。



POINT  3
角度

く3-1

角度が広すぎてアゴが外れそう。


く3-2

文章を書くとするなら、幅をとりすぎて前後の文字に嫌われそうだ。


く3-3

この角度が良い。90°くらいなのだろうか。良い塩梅だ。



POINT  4
抜く、とめる

く4-2

書き始めの筆圧は強く、少し力を抜いて方向をかえ、ゴールに向かって徐々に筆圧を上げていく。最後はグッととめてフィニッシュ。


今日も最後に筆文字。
いつものようにポイントは無視して
「この時」書きたいように書いている。
一見「く」では無いように感じるが筆の良さは出ているだろう。

く5

次回は「け」を書いてみる。

最後まで読んでくれて
ありがとう。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?