
海外旅行で「アウトドアを満喫する旅」イタリア #16
旅行もアウトドアも好き。
食べることワインが大好き。
そんな私たちが行った旅を紹介します。
久しぶりの海外旅行はイタリア!
モディカ チョコレートとバロックで有名な街へ
近場で行ける場所を探してみるとチョコレートで有名な街”モディカ”がありました。食感が変わったチョコレートがあります。
日本にも輸入されている様ですが、一度も食べたことがなかったので訪れてみようと思いました。
そのチョコレートは伝統的な作り方で、砂糖の食感が残るというものです。ザラザラするのが良いのか悪いのかというところですが、食感が変わっていて楽しいです。スムースなチョコレートが多い中、こんな食べ応えのあるチョコレートは面白いですね。

チョコレート専門店に伺うと色々と説明をしてくれて、試食もさせていただきました。自分の好みのチョコレートが購入できて良いですよ。

バロック様式の街としても有名で、教会に行ってみることに。
小道を抜けて坂を上がると、街の中央に教会が見えてきます。


高台に建てられている教会 サン・ジョルジュ。
階段から見上げる塔を重ねたような造りが教会らしからぬ劇場のようでした。


教会の最上階まで行くと、街が一望できるとのことで、上っていくと大きなベルがいくつもありました。




バロックの街並みを堪能し、シクリに戻ります。
戻る前に、荷物が増えたのでスーツケースを購入しようと思います。
Googleマップでショッピングセンターを探して向かいます。
駐車場はめちゃくちゃ広いのですがくるまは全然止まっておらず、ガラ〜んとした感じ。
スーツケースがありそうな店舗に入って探します。

買ってませんよ
そして、ワインを包むプチプチも探して・・・・
はい完了!
これは旅行出発前から計画していて、身軽で行き、最後お土産を詰めて帰れるスーツケースを購入すると。
旅行後半はレンタカーをすると決めていたので、買えるものは買って、途中でスーツケースを購入するという作戦です。

長期旅行の場合、使わないものが出てくるので、郵便局から日本に送ることをしていましたが、最近は、旅行終盤にお土産を買うようにして、途中でスーツケースや大きなカバンを購入しています。
飛行機では、購入したカバンを受託手荷物として、持ってたザックを手荷物にする。受託手荷物が1個しか預けられない航空会社でも安心です。




草むらの斜面を降りていき、そして上ってきます。脚力すごい!
宿に戻る前にシクリの教会に寄りました。
街の中は教会が多く、文化、歴史を感じる場所がたくさん。教会の中は、さほど輝かしい感じはなく、シクリもバロック式の落ち着いた雰囲気でした。

このあたりは、紀元前より人が住み着き、その当時は断崖の洞窟の中に住んでいて、今もその名残が教会付近で見ることができ、当時の生活様式を知る博物館もあります。
また、車で入れないような崖壁に造られた家を見ることができる小道を散策することもできます。
シクリはシチリの語源になったようで、シチリア島でもかなり早くから人が住んでた街です。

さて、宿に戻り梱包です。明日、レンタカーを返却するので夕食前の時間は梱包に専念。ここまでにワインを色々購入したのでプチプチに包んでスーツケースにいれます。

そして、夕食に出かけます。途中で、お土産物屋があって入ると、セレクトショップという感じの雰囲気の良いお店でした。
コレまた、店員さんが素敵な女性でした。押し付けがましいとか、外国人、アジア人めんどくさという感じもなく、色々説明してくれたり、商品を手に取らせてくれました。
どうしても欲しかった、シチリアの松ぼっくりのオブジェで気に入った色があったのでこれと、ワインボトルを栓するコルクをいくつか購入。
お話させていただき、この近くだと海沿いの街に行くといいよ。とても素敵なんだよ。夏はとても賑わっていて人気の場所。是非行って欲しいと言われました。
その場所を控えありがとう〜と言ってお店を出ます。
この店の先にある、前日に見つけた良さげなレストランへ。
店内がガランとしていると大丈夫かなと思ってしまいますが、ここは自分を信じて扉を開けて入店。

笑顔の素敵な店員さんがテーブルはどこでも良いよっと言って、私たちがどこに座ろうか迷っていると、他のお客さんが、こっちでもあっちでも良いんだよ〜、えっ、隣座る?とか言ってくれて、和ませてくれました。
いやいや、こっち座りますありがとう〜と言って着席しましたが、こんな会話が嬉しいですね。
この料理食べたいんだけど量は足りてる?と聞くと、
コレはこのくらいだから、コレも頼むとちょうどいいかも、でもパスタを2種頼むなら大丈夫だよと、とても親切。
やっぱり田舎の街はいいなぁ〜と
。
ワインは全てヴァンナチュールでした。
世界的に流行ってるようで、この様なレストランがシチリアにもありました。ヴァンナチュールへのこだわりはありませんが、勉強なのでこのような場所も訪れるのは楽しいです。優しい風味の味わいで、微発泡のないスティルワインで楽しめました。

お料理はワインに合わせているのか優しい味わい。猪のパスタを選びましたが、赤ワインが欲しくなる力強さはなく、白ワインで味付けをしてあるのかワインと合いました。


アルベルゴ・ディフーゾを体験して
今回は、宿泊と街しか散策できず、地域全体でネットワークがあるという体感を得ることができませんでした。確かに、チェックインする際に、宿下のジェラート屋でジェラートが購入できるチケットがもらえたり、朝食を食べるならこの店だと割引があるというサービスがありましたが、コレでどう成功しているのイマイチ分からず・・・もっとすごい何かを期待してきた私たちにとっては、う〜んという感じでした。もっと長く居ないと分からないのかな?時期が悪いか〜と思う次第でした。しかし、私たちが住む街ではこの一体感を生むのは難しいと感じたり、小さな規模(市や町よりももっと小さな)であればやり易いのかなと感じました。
また、このシクリは、治安は良く、遅くまで街を歩くことができると思います。街の規模が小さい割に、お店が充実しています。観光には最適で、ここから色々なところに観光に行けます。そして、アルベルゴ・ディフーゾのスタッフの方に色々相談できて、コンシェルジュの様です。私たちも、次の行き先などの相談にのっていただきました。ホテルのフロントの方よりも、気軽に相談できる点などが良いかもしれませんね。








