海外旅行で「アウトドアを満喫する旅」イタリア #17
旅行もアウトドアも好き。
食べることワインが大好き。
そんな私たちが行った旅を紹介します。
久しぶりの海外旅行はイタリア!
シクリからシラクーサへ
2泊したシクリの街を出ます。
さて、車に乗って出発ですが、
美味しそうな総菜屋さんを発見。ここで購入してお昼はどこかで食べようとなり、お店に入ってみます。
まずは、昨日のお土産屋さんに紹介してもらった、
海沿いの街、マルツァメミへ向かいます。
シクリから1時間ほど車で走り、到着。
この街、特に何かあると言うわけではなく、静かな漁村と海が広がっていました。
日光浴をする方がパラパラいたりして、静かです。
夏のハイシーズンはもっと人がいると思いますが、とても静かなとこで良いですね。
Cozyも海に入ってみます。
水着は最近いつも持ってくるようにしています。
ちょっと良いホテルにはスパがあるので。
今回は海です。
海から出て買ってきた総菜を食べます。
街のセントラルもこじんまりしていて、お店も少なくとても静かな漁村、マルツァメミ。
ドルチェ&ガッバーナのCM撮影地で使われ、そのおかげで最近は人が集まってきているようです。でも、この時季はとても静かで良い場所を教えていただきました。
さて、次の街へ。
バロック様式の街「ノート」へ
シラクーサに行く前にノートという街に寄っていきます。ここは、バロック建築が残っています。
17世紀~18世紀初頭に発展したバロック建築様式は、豪華で壮麗でありました。曲線を意識したり、彫刻は迫力があるものが多く、当時プロテスタントが偶像崇拝を禁止していたのと対局するように、壮大にしていたそうです。
教会の天井は高く、フレスコ画が豪華かつ綺麗な漆喰で装飾されています。
また、教会までの階段を多くし高台に建設されたそうです。
階段を上ると、映画のワンシーンのような感覚になります。
ノートには、シチリア島で有名だった、シラクーサ主審の建築家のロザリオ・ガリアルディとヴィンチェンツォ・シナトラが手掛けたバロック期の建造物が残っています。
街は小さく道が碁盤の目になっているのでとても回りやすいのですが、坂道になっています。街の外れに車を駐車したので、教会まで行く坂道が大変でした。
奥に工房のあるお土産屋さんを発見。
中を覗いていると、スクーターに乗ったオーナーが戻ってき、後ろから声を掛けられました。
良かったら中に入ってよ、と。
中に入れてもらうと可愛い焼き物がいっぱいでした。
オーナーが工房に入り、自ら色々と作っています。
素敵なタイル焼きを数枚と、シチリア島の形をした壁飾りを購入。
ニコニコと笑顔でたくさんお話ししてくれました。
シラクーサ到着
今日の最終目的地、歴史あるシラクーサの街に向かいます。
来るときの飛行機の中でちょうど
”インディ・ジョーンズと運命のダイヤル”が上映されていて、シラクーサが出てきました。インディが時空を超えてアルキメデスに出会うシーンは、まさにここです。
Cozy一応理系の人(今は何でも屋ですが)、アルキメデスが生涯過ごした街となるとちょっとワクワクです。
この地を訪ずれることができるとは!
まずは、車を郊外のレンタカー屋に返却するのですが、これが辺鄙なところで・・・。
いつも交通量の少ない返却しやすそうな所を指定するのですが、シラクーサの街もそんなに大きくなかったので、中心地で返却しても全く困らなかったなぁと思いました。ホテルまで20分くらいの歩きでしたが、重くなった荷物を持って、ガタガタの舗装路を移動するのはなかなか大変でした。
汗だくになって、ホテルに到着。明日の夜に電車に乗るためシラクーサ駅に近い場所で、クラッシックな作りがとても気に入ってこのホテルにしました。
駅に面した通りなのでうるさいかなぁと思いましたが、意外と静かでした。
夕食は豪華に魚介
シチリア島も残り2日。
今夜は少し贅沢にと魚介、しかも刺身のように生で食べれそうなレストランを探します。いくつかピックアップをして出かけます。もちろんGoogleマップと自分たちの嗅覚を頼りに探します。
旧市街にもたくさんレストランがありますが、明日に取っておくことにして、ホテルに近い場所にします。
レストランにはまだ早い時間だったのでアペリティーボに出かけます。
夕食前にお酒を楽しむ時間です。名古屋のモーニングに匹敵するような感じで、ドリンク1杯注文すると、おつまみがついてくるアペリティーボという習慣です。
コレ本当に嬉しい時間。
日本でも早い時間にお酒を飲む(17時〜19時くらいの時間帯)ハッピアワーの様なもので、これにちょっとしたつまみがついてくるというものです。いや、ちょっとしたつまみ所ではありません。量がとても多いです。びっくりします。
何軒かめぐるとお腹いっぱいになって夕食いらないってことになりそうです。
どこかで、イタリアへの留学生が、お金がないのでアペリティーボで何件か回って夕食代わりにしていたいうの読みました。
この量なら納得ですね。
さて、私たちは1軒でやめて、レストランに向かいます。
何軒か目星をつけておいたお店を回ってみます。Googleマップのスコアが良いお店は混雑していて、観光客の方で賑わっていました。
別のお店の前を通ると店内に人がおらず・・・どうしようかと迷いましたが、内装が素敵だったのでここに決めて入店。
事前調査(Googlemap写真)で刺身の盛り合わせがあること確認済み。
刺身に盛り合わせと、互いにメイン(魚)を注文しました。
牡蠣にふりかけて食べてねと言われた、香水のボトルのようなもの。
ブランデーが入っていて、牡蠣にふりかけて食べます。
どれも美味しく、そして全て塩味が絶妙で、日本人なら醤油をつけたいところですが、なしでも全然美味しい!コレは驚きました!
メインはまた海老ですが、これにピスタチオのソース。
もうひとつはメカジキです。酸味が絶妙で大好きな味でした。
また、デザートも秀逸。声が出るほど美味しかったです。
女性の店員さん曰く、コレは何かの賞を取ったデザートと言ってました。
今宵も美味しい食を存分に楽しみました。
もうすぐシチリアの旅も終わりに近いなぁと、しみじみ。
アペリティーボと夕食の間にレコードを購入
バーを出てレストランを探しながら街を歩いていると、本屋さんを発見。
レコードもあり、その中に「Local Band」と書いたインデックスプレート、興味が湧き、数は多くはないですが、パラパラと。
その中から試聴する事なく何となく選んだ一枚。
レジに行くとスッタフの方が、奥にいた男性を手招き。
その男性このお店のオーナーで、しかもこのバンドのメンバーでした。
熱心にこのレコードの事を話してくれて、コロナ禍の時に地元のメンバーで作ったんだよ、ありがとう、と。
彼はヴァイオリニストで、さっきお店の奥から聞こえてきた音は、お店でヴァイオリンの教室をやってたみたいです。
旅行中には聞けなかったので帰国してから聞くと、結構ゴリゴリなエクスペリメンタルミュージックでした(笑)
昔よくこう言うの聞いたし、観たし、対バンしたなぁと。
フォトカードもくれて、奥さん(レジにいたスタッフの方)が撮ったらしく、内装のデザインにもありました。