シチリアロングトレイルを歩く #2 Magna Via Francigena(マグナ・ヴィア ・フランシジェナ)
さて、2日目です。
今日は結構長く歩く予定です。
早めに用意をして、宿を後にします。
歩き出す前に、今日の行動食を手に入れます。
ちょうど宿の横に、お肉屋さんを発見。
スーパーなどを探し歩かなくてもスムーズに行きました。店主が、私たちが日本人だという事がわかると、色々日本人のことを話してくれます、イタリア語で！いやいや、イタリア語が分からないといっても、ずっとイタリア語で話し続けてくれます、ゴリゴリです。
良いですね。会話はなんとなくこんなこと言ってるんだろうなぁ～ってかんじですが、それでもコミュニケーションをとるって大切。思い出になりました。
さて、まずは街を出て、湖の対岸の山へ向かいます。
丘を登っていくと、公園のような整備されたところに出ました。
ゴールキーパーの宿に置いてあったフルーツティーを水筒に入れてきたのでいただきます。
すごく美味しくて気に入ったので、どなたか輸入してくれませんかね。
お花。これって自生しているサフランでは。
幸運を呼ぶと言われているそうです。
さらに進んでいきますが、この辺りからシチリアの内陸部にどんどん入っていき、穀倉地帯が広がっていきます。
この日は風が強く、南寄りの風、向かい風の中を進みます。
そろそろお昼も過ぎたので、大休止をしたいなと。
ちょうど良いところに、教会が出てきました。
見渡す限り畑ばかりの中に、ポツンと教会です。
入りたかった
中は鍵が掛かっていて入れませんでしたが、立派な教会です。
やはりこの辺りは、昔から畑しかないエリアだったようで、
羊小屋を建てるために石を撤去していたら、マリア様が描かれた石板がみつかり、教会を建てようとなったそうです。
外のベンチで休憩しようかと思いましたが、食べ物欲しそうな猫ちゃんが寄ってきたので、ここを後にしました。
風が強い
あと半分、頑張っていきましょう。
どんどん進みます。
歩いている途中で連絡のあった友人にこの写真を送りましたが、
「えっ、霧ヶ峰じゃないの？」って。
似てますね。やはりこう言う景色が好きなんですよね。
奇岩と穀倉地帯。
これがシチリアの内陸部のイメージですね。
疲れてペースが遅くなってきました
今日到着の街は、コルレオーネ。
そう、ドン・コルレオーネ。
映画、ゴッドファーザーの主人公の姓はこの街の名から。
有名なマフィアを多く輩出した街です。
今日は頑張りましたね。34キロ歩きました！
街のセントラル周辺の、宿にチェックイン。
今日も貸家のようなところ。
イタリアの田舎は、高齢化過疎化が激しく、空き家が多い様です。
今回の旅は、こういったタイプの宿で何回もお世話になりました。
分かり辛い
予定より遅れてしまったので、電話をして鍵を開けてもらいました。
お部屋に入り、説明をいろいろとお聞きして。
結構クタクタ。お腹もペコペコ。
ですが、洗濯機があるとのことなので、洗濯しましょう。
使い方もなんとなく聞きましたが、わからない文字は、スマホで変換。
なんて便利なんだ。
この後、旅行中に何度か洗濯機を使いましたが、イタリアの洗濯機は温水で洗うので、基本コースでも結構時間が長いです。
硬水なので温度が低いと泡立たないのです。温水で洗う為、時間が長いんですよね。
さてさて、洗濯機をそのままにして、夕食へ。
雨も降ってきたので、近場のピザ屋さんへ。
今日は、ビールと共に。（ビールだけ）
お腹も満たされて、宿に戻り洗濯を干して、明日の予定を決めます。
ちょっと明日は、天気が優れないようです。
3日目へ・・・