海外旅行で「アウトドアを満喫する旅」イタリア #20
旅行もアウトドアも好き。
食べることワインが大好き。
そんな私たちが行った旅を紹介します。
久しぶりの海外旅行はイタリア!
パリ到着
イタリア旅行が終了し、残すはフランス、パリの2泊3日です。
最終日はフライトが早いので空港に向かうのみです。
空港に行きやすい場所にホテルを取るのですが、空港行のバスに荷物を乗せるのが大変という情報を見たり、また、空港近くのホテルにすると夜遅くまで市内を回れないなぁとなって、治安は悪いですが、パリ北駅の宿に宿泊します。
以前、北駅はユーロスターを乗る為に使ったことがありますが、暗くて怖いイメージがありましたが、別の場所なのか!というくらい明るい印象になっていました。まぁ、夜は怖かったですが・・・。
パリに来たらここに行きたかった!
Instagramでずっと見ていたパティシエ セドリック・グロレ氏のお店に行きたい!とホテルに荷物を預けてすぐに向かいます。
3度目のフランスですが、実はパリは初めて市内観光します。行きたいところは色々ありますが、まずはここに直行します。
Cédric Grolet
セドリックのケーキやパンを作る動画は、とても豪快、しかし繊細な造りの所もあり、最後に食べるシーンは本当に美味しそう。
また店先で作ったものをお客さんに直接彼が配ったりする動画もあり、もしかしたら、会えるかも!?なんて期待をしながらお店に向かいます。
東駅で地下鉄とバス一日券を購入して、opera駅へ。
駅に着くと駅構内でケーキを食べている若者達がいました。
絶対セドリックのお店のケーキだよ!と言いながら階段を上ります。
お店はオペラ通りに面していて、混雑していました。
TAKE AWAYという看板が見えたのでここに並びますが、もちろん長蛇の列です。お店で食べることもできます。土曜日ともあってテーブルは満席です。店の前ではドアマンが立っており、誘導してくれるのでスムーズです。お店からひと組出ると、次の人というように案内してくれます。
Instagramの動画では、度々お店に来ている様子が伺えますが、今日はセドリックはいないようです。
2店舗あるので、もう一つのお店にいるかもしれませんね。
入店すると購入できるケーキのサンプルが出ていて、商品の説名をしてくれます。商品が少ないので迷うことなくコレとコレ、と買うことができます。セドリックお得意の現物に似せたケーキ(だまし絵のようなフルーツと言われています)です。もちろん私たちもコレが食べたいワケです。
ものの数分で購入に成功!
いや~1個が高価なケーキですが、ここは惜しまず。
そして、さらに別の店舗に行ってみます!
私たちと同じように、はしごする方もいます。
こちらにもセドリックはいませんでした。残念。
大満足の私たち。
パリでの目的終了(笑)!!!
地下鉄の駅構内で食べるのはさすがに嫌なので、ホテルに戻ってチェックインできるか聞いてみます。
バスで戻ります。
Googleマップを使えば、どこでどのバスに乗れば良いか教えてくれます。
便利~。市内をバスで移動できるなんて!
以前だったら難しくて全部地下鉄だったよな~と思いながら車窓を楽しみます。
コンコルド広場で乗車、時間がないので車窓から。
オベリスクが中央に立っています。
エジプトのルクソール神殿の右側にあったもので、1836年に運ばれてきたようです。10年以上前にエジプトに行って、神殿の左、確かに見ました。
フランスまで、ここまで持ってきた!?びっくりですね。
オペラ座の横も通り、観光もできちゃって、GoogleMapを見ていれば下車する場所も簡単です。
ホテルに戻るとレセプションのお兄さんが、もう戻ってきたんかい!という感じでしたが、コレが食べたいのと言って、部屋に案内してもらいました。
しかし、まだ部屋が準備中だったようで、冷蔵庫にケーキを入れて、1時間ほど出掛けます。
パリの街は、歩行者、車、自転車が通行できる路が分かれています。
自転車レーンの色は緑でここに入らないように、気をつけて歩かないと引かれてしまいます。
さて、ホテルに入り、いよいよ念願のセドリックのケーキを食します。
やはり、動画からも感じたように、豪快な中に、繊細な味わい、美しいくちどけ、美味しい!味の記憶をしっかり留めて!
たくさん買ったので、3日間に分けてしっかり味わいましたよ。
パリを楽しむ
さて、夕方からパリの街へ出かけます。
ナポレオンが建てた世界最大の門、”凱旋門”は、スケールの大きさに圧巻。
壁の彫刻も迫力がありました。夕暮れ時で多くの人で賑わっていましたね。
この門から延びるシャンゼリゼ通りをせっかくなので歩いてみます。
この日はちょうどクリスマスイルミネーションの点灯式で、ステージが用意されていました。
タイミングよく、イルミネーション点灯の瞬間に立ち会う事ができてラッキーでした!
この日の夕食は、北駅に戻り駅近くの大衆食堂へ。
こう言う感じの食事が簡単に食べれのが嬉しい。
ポテトの盛り付けが好きです。
さて、2日目
朝食は、ホテルでセドリックのケーキでスタート。
朝ホテルを出てバスで向かったのは、モンマルトルの丘。
Caoが大好きなパティシエ辻口氏の自伝を読んで、いつか訪れたいと思っていた場所。
そして、Cozyが好きなダリのミュージアムにも。
午後はブーランジェリーを巡ります。
ネットの情報に頼りお店探し。好みなお店をセレクト。ありすぎて・・・選べない。
パン屋巡りを始めると時間が足りません。パンをたくさん食べて、お持ち帰りもたくさん買ったあとは、セーヌ川を歩いてみます。
セーヌ川を歩いていくと、修復中のノートルダム大聖堂がありました。
ここにも行きましたよ。
ホテルに戻る前に、ギャラリー ラファイエット百貨店にも寄りました。
面白そうな総菜屋さんもたくさんで、レストランもあります。
ここで食べて帰っても良かったかもと。
ホテルに戻り、ディナーはホテル近くの日本人シェフがいるお店に行ってみました。
当日の朝でしたが、予約をネットからしてみると取れました。
ミシュラン一つ星とあったのでどんなところだろう~と期待と、日本人の方がフランスでレストランされていること、素敵だなぁと思いました。もしかしてその方に会えたらラッキーなんて思いながら。
店内は、日本人のお客さんが多いように感じました。
土曜ともあって大変混雑しており、予約なしで来る方も多かったです。
接客の方は、丁寧な感じではなく英語が苦手なのでしょうか、オーダーをせかされました。
他のヨーロッパ人の方たちも、フランス語ができない方でかなりせかされていました。InstagramやGoogleマップに載っていたメニューとこの日は違っていて、これ食べたいな~と思ったものに出逢うことができませんでした。一度訪れただけでは無理でしょうね。また次回。
レストランでワインと食事を楽しみ、
最後はホテルに戻り、セドリックの金柑のデザートをいただきます!
パリ市内を回るには
パリの様な大きな街は旅行がし易くなりましたね。
Googleマップのおかげです。
目的地までの行き方をすぐに検索できるので時間短縮になります。
今回パリ市内の公共交通機関は、地下鉄、鉄道、バスを使いました。
チケットは1日券を購入、ゾーン3でした。
券売機で購入できるのですが、対応言語に日本語があります。
パリは一日では回り切れないので、2日券、3日券など滞在日数に合わせて購入できるのも良いですね。
空港や駅などのスタッフの方がとても親切になっていたような気がしました。フランスの方は英語を話してくれない噂なんて、今や嘘でしょ!というくらい。こんなに旅行がし易くなったのも、きっとパリオリンピックのおかげでしょうね。
今回、バスに何度か乗車しましたが、景色を車窓から楽しめるのでバスの良さを改めて感じました。お勧めです。
さぁ、帰国ですが
最後の日の朝は早起き。
北駅から直行電車で、CDG空港へ向かいます。
この点が北駅は便利ですね。
2時間前に来ていたので問題ないと思っていたのですが、エールフランスのみのターミナルの出国ゲートは大混雑!カウンターたくさんあるのに対応する人少なすぎるでしょ!
長蛇の列に大丈夫なのかと心配しながら並びますが、時間が迫ってきます。エールフランスのアプリからは、時間が迫ってます早くきてくださいというメッセージが届くし。かなり焦ります。
何度も色々なスタッフの方にお願いして、出国ゲートを出た後は搭乗口へダッシュ!
しかも搭乗口が遠いので、モノレールに飛び乗り、飛び降り!
同じ便に乗る日本人のご夫妻もいらして、4人で走ります!
免税店をフラフラして、ワインでも飲もうかと思っていましたが、そんな時間は全くなく、汗だくで飛行機の中へ。
出発時間は私たちのせいで10分遅れです…。
迷惑掛けたからCAさんにも冷たくされるのかと思っていたら、
男性のCAさん、お水をとおしぼりをもって私たちの席へ来てくれて、
「大変だったね。汗を拭いて水を飲んで落ち着いて、もう大丈夫だよ。」と。
なんて優しいの!!
いやー、ホントこんな言い方したら良くないですが、フランス人のイメージがめちゃくちゃ変わりました!
その後も、このCAさんには優しくしていただき、私たちがお酒が好きだと分かると、たくさん持ってきてくれたり、お酒足りてる?と聞いてくれたり、いつもニコニコ接してくれました。羽田に着いて、ピックアップのとこで行き交うと、ウィンクもしてくれました。
ファンになってしまう!とても素敵な人でした、ありがとう。
最後にエールフランスからのメールをよく見たら、3時間前には来てねと書いてありました(笑)
申し訳ございません、以後気をつけます…!
盛りだくさんの旅でした
今回の旅行は、お客様に誘っていただき、以前からそこまで意識していなかった南イタリアへ行くことになりましたが、どうせ行くならイタリア最南端、ヨーロッパ最南端のシチリアを堪能しようと計画が始まりました。
1週間のハイキングも丁度良い巡礼路がみつかり、海のイメージの強いシチリアの内陸部をゆっくりと巡ることができました。
そこで暮らす優しい人々と、静かに歴史を積み上げる小さな街が私たちを受け入れてくれました。飾らないローカルフードとローカルワインが心身ともに私たちを満たしてくれました。
宿を始めてから2人でヨーロッパ旅行に来る際は、今のところ毎回地中海の島を訪れていますが、今回は地中海最大の島シチリアを回って、やはり地中海は面白く私たちが影響を受けていることが分かりました。そして、奥深さもまた感じることができました。
帰国後、シチリア料理とワインを自分たちなりに整理して、イベントも開催しましたが、シチリアの勉強は今後も続けていきたいと思います。
シチリアは大きく今回行きたかったけどいけなかった所もたくさんあるので、訪れる機会がまたあればと思います。
シチリア前後のナポリ、アマルフィ、ローマ、パリもそれぞれ自分たちには気づきがあり、これも宿のお仕事に落とし込めることばかりでした。
”旅をしないと宿泊業はできない”
と二人で昔から思っていますが、今回、コロナ明け久々のヨーロッパでさらに強く思いました。
Cozyは意外とイタリア人と気が合うかもと、言っております。
楽しい旅でした。
ありがとうございました!
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