テヒョンさんは天使かもしれない
私はBTSが好きだ。
7人全員が本当に好きだ。
キムテヒョンさんが大好きだ。
もちろん他のメンバーもみんな好きだけれど、他のメンバーへの「好き」の気持ちにはどこかにほんの少し、テヒョンさんの大切なヒョンだから、チングだから、マンネだから、私にとっても大切で大好きという気持ちが混じっている。
でも主体はテヒョンさんだから、テヒョンさんへの気持ちには混じり気が一切ない。
本当のことを言うとユンギさんはすごく微妙だ。
だけどテヒョンさんが慕うユンギさんが
ユンギさんが甘やかすテヒョンさんが大好きなので
ユンギさんのことはやっぱりまた別の話。
ともかく、私はテヒョンさんが大好きだ。
ラブレター
もしも海賊王になって何か一つお宝が手に入るなら
くたくたになるまで着倒したテヒョンさんの白いセリーヌのTシャツが欲しい。
生まれ変わったら鳩になって茶色のベレー帽のお洒落な紳士から餌を貰いたい。
ヨンタンになりたいなんて大それたことは言えない。
もしも彼に会えるなら恥ずかしくて消えてしまいたいから彼の周りの空気になりたい。
それなら彼に気づかれずに側にいられるなと思う。
これはそんな私からテヒョンさんに宛てたラブレターだ。
テヒョンさんの美しさ
テヒョンさんはいつも私の常識を軽々と超えてしまう。
並外れて優しくて、並外れて純粋で、努力家で、繊細で、才能に溢れた美しい人。
テヒョンさんは時々天使とお話してるけど、彼自身が本当に天使かもしれないと思う。
彼は何かを思いつくと「お!」と可愛い声をあげる。
あれは彼の中で天使と交信して天才的な閃きが浮かんだ時に
新しい何かがこの世界に産声をあげた音、
世界一可愛い「お!」だと私は思っている。
私自身のダメなところ全部棚に放り投げて、私は天使みたいなテヒョンさんが大好きだ。
テヒョンさんの声はとても美しい。
歌声はふかふかのベルベットのような艶やかな低音から空から降ってくるような伸びやかな高音まで驚くほど幅広い。
彼の甘い息を沢山含んだ声は囁く時ですら彼の身体それ自体を鳴らし、甘美な音色となって空気を震わせる。
吐息さえ、彼が鳴らす最高の音だ。
テヒョンさんの容姿は本当に美しい。
デビューした頃からずっと様々に姿を変えて、でも一貫してとびきり美しい人だ。
アイラインががっつり入ったメイクでハート形の口で無邪気に笑う姿も
金髪サラサラマッシュで圧倒的アイドルオーラ全開の時も
赤髪や青髪が抜群に似合って2次元をも凌駕する漫画の主人公感も
黒髪パーマで儚さと妖艶さを同時に放出する時も
どうしたって彼から目を離すことができない魅力に溢れている。
美しい人って何も努力しなくても美しいと思われがちだけど、半分は本当で、半分は間違いだ。
テヒョンさんのCGとも彫刻とも言われる造形の美しさ、目も鼻も口も輪郭や手や足の長さもホクロの位置までも彼が生まれながら持った美しさだ。
でも彼はもう何年も世界一と称えられる美貌を、ただ只管ARMYにもっと喜んで貰いたくて、ステージやフォトセッションでのポージングや表情を誰よりも熱心に研究していると思う。
その結果、世界一のハードルはどんどん上がり、彼は自己記録を更新し続けている。
テヒョンさんのビジュアルは映画や音楽、美術、自然等彼が美しいと感じるあらゆるものから彼が吸収した美とそれを実現する努力と天賦の才能の結晶だ。
彼の凄みはビジュアルのみならず、ダンスもボーカルも演技も、同じプロセスで彼の類稀な美意識をもとに磨きぬかれているところだ。
それらが立体的にVというアーティストを形成し、彼が体現する唯一無二の芸術として輝きを放っている。
テヒョンさんは容姿だけが美しいんじゃないと彼のファンはみんな言う。
もちろん容姿だけじゃない。
彼の容姿が比類なく美しいのは、彼の内面の美しさが滲みでているからだ。
彼は相手が子供でも動物でもしっかり目線をあわせ、尊重するから信頼され、愛されるし、
その場にいない人の事も思いやって、決して置いてけぼりにしないし、
大切な人の自虐を許さず、どんなに素敵かを言葉を尽くして伝えなきゃ気がすまないし、
チームの為に必要だと思うことは「僕が言わなくちゃ」と嫌な役も進んで買って出るし、
ARMYは友達だと言って本当に絶妙な距離で近づいてくれるし、
困っている人がいたらどうして欲しいと思っているかを慮って、さりげなく手を差しのべてくれる。
色んなことを頭の中で考えながら、人より少しゆっくり話す彼の姿は、
優しさ、強さ、純粋さ、正直さ、それらを全て湖に湛えたような静謐な美しさだ。
アイドル9年目、強く輝く光には暗い闇も付き纏う。
彼はきっと穢れを知らないんじゃない。
穢れを知ってもそれに取り込まれない芯の強さを持った人だ。
真っ直ぐな彼の瞳の前では誰もが思わず自分を省みてしまうような不思議な人。
愛されるために生まれた人。
愛さずにはいられない人。
それがテヒョンさんだ。
テヒョンさんは天使かもしれない。
SUGAヒョンのラップが一番好き
テヒョンさんは「SUGAヒョンのラップが一番好き」って言ったことがある。
これって他の人では多分言えないし、言わないこと。
BTSには3人のラッパーがいて、ヒョンであるその3人に序列をつけたように聞こえるからだ。
でもテヒョンさんがその台詞を言っても、
頼れるリーダーでもあり感性が似ていると言われ大きなリスペクトを抱いているナムジュンさんのことや、
「ヒョンにしか相談出来ない事がある」とまで言う最愛のヒョンのホソクさんのことを
テヒョンさんが心から愛していて一点の曇りなく尊敬していることは誰の目にも明らかだ。
だから「SUGAヒョンのラップが一番好き」という事実を誰もが真っ直ぐに受け入れることができる。
そう、比較論でもお世辞でも何でもない。
事実なのだ。
こんなことがさらりとできる人を私は他に知らない。
テヒョンさんは本当に天使かもしれない。
テヒョンさんの言葉
テヒョンさんは結構こういう重めの愛の言葉をメンバーに贈っている。
クムシラコは、その最たるものだけれど、彼は相手を愛していると堂々と伝えることに一切の衒いがない。
受け取ったみんなは少し照れちゃうけれど、天使からの愛の言葉が嬉しくない人なんていない。
こういう時、テヒョンさんは自分にも愛の言葉が欲しくてワクワクしながら待ってる顔しちゃうのも可愛くてたまらない。
彼はどこからどう見ても最上級に魅力的で誰からも愛されるのが当然みたいに思えるのに、不思議なくらい愛されることに貪欲な人だ。
だからこそ彼は自ら愛を配る天使なのかもしれない。
優しいヒョンたちは「テヒョンさんのやりたいこと全部やって」って全肯定の言葉をくれて応援してくれる。
テヒョンさんが自分自身に贈った言葉
「誰よりも傷ついて幸せに生きろ
どんな人生でも 景色のいい階段だけ登れ」
本当は傷ついて欲しくないけれど、
テヒョンさんは天使とではなく俗世で傷つきながら生きることを選んでくれた。
彼は自分の力でしなやかに人生を切り開く知恵と力と勇気があるし、ARMYはそんな彼をいつも世界中の甘い言葉とありったけの愛で包んであげたい。
テヒョンさんのやりたいこと全部やって、健康で、幸せに、景色のいい階段を登って欲しい。
ほんの少しでも彼が歩く階段の周りの景色をキレイにしてあげられたら幸せだ。
チャプター2
彼のチャプター2が楽しみでならない。
ソロシンガー、俳優、写真家、ジャズ、モデル、画家、
新しい自分をお見せしたいと意気込む姿からは、BTSのVとしてだけでは収まりきらない彼の魅力と野心がパンパンに膨らんでいるようだった。
今後多様な切り口が彼を更に美しい多面体の宝石のように輝かせるだろう。
ソロ活動の第一歩としてセリーヌのショーに招かれた彼は余りにも美しく、圧倒的なカリスマだった。
ただ美しいという言葉では足りない。
人種や性別、年齢、あらゆるボーダーを超えて彼にしか生み出せない美を鮮やかに表現していた。
彼は水を得た魚のように軽やかにまた鮮烈にパリとファッション界に名乗りを挙げ、誰もが彼の虜になり、空間を支配し熱狂を生む力を見せつけた。
テヒョンさんがパリの街に溶け込むことで
エディ・スリマンさんが作った服に袖を通すことで
ショーのフロントローに錚々たセレブ達と並ぶことで
テヒョンさん自身も、身につけた衣装も、彼がいる風景さえも「作品」として昇華したように感じられた。
テヒョンさんがデザイナーのエディさんに個人的に招かれた理由が私にも分かる気がした。
それはデザイナーが望んだ、彼の芸術の完成形だった。
彼はどんな作品に入る時も映像イメージを頭の中で完璧に構築してからその世界を再現するのが天才的に長けた人。
また、自らが芸術家として、また芸術家のイマジネーションを駆り立てるミューズとしても最高の資質を持った稀有な人。だから、可能性は無限大だ。
勿論BTSのVとして、
韓国人の青年キムテヒョンさんとしての更なる成長も楽しみだ。
笑いながら幸せにいつまでも音楽を
テヒョンさんが以前言っていた
「もっと高い所を目指すより、今より少し低い位置にいてもいいから、僕たちみんなで笑いながら幸せにいつまでも音楽を続けられたら嬉しい」が、個人活動を宣言した今現実のものになろうとしている。
予言なのかスポなのか、ただの願望なのか分からないのがテヒョンさんらしい。
ただ、テヒョンさんと、BTSのメンバーそれぞれのポテンシャルからいって、今より少し低い位置に収まる気は全然しないので、そこだけはもっと覚悟しておいた方がいいと思う。
彼が望んだ通り7人で笑いながら幸せに音楽を続けていく未来が現実になって欲しいと心から願っている。
いや、きっとなる。
天使には笑顔が似合う。
こんなちっぽけな私が大胆にもあんな素敵な人に大好きと叫ぶことが出来るのは、テヒョンさんがいつも真っ直ぐにアミを愛してると言ってくれるからだ。
ありがとう、テヒョンさん。
一番愛しい私の大切な友達。
テヒョンさんが大好きだ。
2022年七夕の日に