カメラ用三脚に経緯台(雲台仕様)
天体望遠鏡を支える三脚はカメラ用
天体望遠鏡を支える三脚はカメラ用をおすすめします。
天体望遠鏡に使用される三脚は頑丈で安定しますが重くて大きい。
持ち運び前提のコリメート探検では中型の少し重いアルミ製三脚が
使いやすいです。
私の使用している三脚はVelbon2000Vという
アルミ製の中型三脚です。
脚が太くて総重量2㎏あり、とても安定します。
また収納すると小さいので持ち運びも楽です。
雲台は天体望遠鏡用の経緯台がベスト
カメラ用三脚には雲台(カメラを装着する部分)が付いていますが
ここは天体望遠鏡用の経緯台(上下水平に微動できる)の雲台仕様に
付け替えるのがベスト。
上下と水平方向をクランプを回すことで微動調整できます。
高倍率で探検する時も簡単にターゲットを視野に入れる事ができます。
天体観測では赤道議(極軸を合わせて星の動きを追尾できる)なども
使用しますが、地球上のコリメート探検では経緯台一択です。
私の使用している経緯台は
MIZAR 経緯台 Kマウント 微動装置付(K型経緯台)と言って
随分むかしから存在する評価の高い経緯台で
雲台仕様(カメラ三脚に装着できる)になっています
微動の精度が高く振動にも強い安価で使いやすい経緯台です。
価格は12000円ほどです。
高倍率のコリメート撮影では振動対策が大切
天体観測でも言える事ですが、高倍率時の振動が一番の問題で
精度の高い三脚や経緯台ほど振動が少なく
その収まりも早いです。
私の2000VとK型経緯台の組み合わせでは
振動は1秒以内に収まります。高価な天体望遠鏡用三脚にも
負けない性能です。
カメラ用であってもしっかりとした脚を持ち
少し重みのある三脚を選択すればそこそこ使えます。
振動対策という視点で三脚を選ぶといいです。
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