「ようこそ 虹いろ図書館と本の世界へ」の舞台裏 その3

オンラインライブリポートの後編がアップされています。北海道書店ナビ様、佐藤優子さん、ありがとうございました。佐藤さんは、河出書房新社の加藤さんからご紹介いただいたのですが、なんと大学時代の同期生でした。仕事力、すごいなあ〜と尊敬の眼差し。そして本当に有難いことです。私も以前、氷室本のフルコースを紹介させていただきましたので、こちらも併せてお読みいただければ幸いです。

さて7月4日、オンラインライブ当日。佐藤さんのリポートにあったように、わが文学賞理事長の発案でイベント限定のTシャツをつくりました。へびおとこの表紙のプリント、「映えます〜〜!」と河出書房新社の岩崎女史に褒めてもらって気分よくスタート。オンラインの中継場所は、櫻井とりおさん、私、スポットで登場する理事長がそれぞれ自宅。いわた書店及川さんはお店から。我が家にはその日、北海道新聞社の勝間田記者とプレス空知の末永記者が早い時間からはりついてくれ、現場コーディネートには事務局スタッフの横山円香という体制。加藤さんから「密にならないようにね〜〜」と再三ご注意をいただいていたので、我が家のリビングの端々にフィジカルディスタンシングをとりながらスタート時間を待つ。いざ本番へ。

事前に参加されるみなさんから櫻井とりおさんへのご質問を受けつけていたので、その質問を中心に進行表を作成していました。1時間という短い時間に、たくさんの方の声をのせたいと思い、エブリスタ、河出書房新社みなさんにも検討いただきつつ、分刻みの緻密な進行表が完成。これにのっかっていけばもーまんたい。

しかし、これまで、ラジオやフリーペーパーのインタビューをしたりコーディネートしている中で、特に生放送では思いもよらないアクシデントが起こる事も多く、そしてその人の心の奥底にあるもの、想いに触れる事が少しでもできた時、進行無視してそちらにぐぐ〜〜っと舵をとっていくほうが、聴いてくださっている方の胸をうつ場合が多いものでした。今回、佐藤優子さんのリポートを読んでいただければわかる通り、櫻井とりおさんの言葉が一つ一つ、突き刺さるもので、どの場面をとっても、もっと深掘りしていきたい!!!と思うものばかり。進行していて、あ〜〜、「とりお節」は何時間あっても足りないなあ〜と、次の質問にいくのがもったいない気持ちでいっぱい。そして、とりお節もそうですが、そのアクシデント的な要素は、いわた書店の及川さんが作成してくれたファンアートもその一つ。へびおとこに登場する両イケメン、イヌガミさんとスタビンズくんがなにやら怪しいムードで今にもささやきあうような、うっとり系イラストを準備してくれていたのです。イヌガミ派かスタビンズ派か、みたいな話や、いやいやこれはBLへ?とか、もう、この話だけで1時間いただきます!ってなもんです。及川さんのぶっこみ、めっちゃ盛り上がる〜〜。

ところで、もしへびおとこを実写化するとしたら誰でやりたいです?私、イヌガミさんは綾野剛さんで決めてます。はい。

いや、まあ、それはいいんですが、とりおさんが飼っていたインコのお面の話をはじめ、メインである著作秘話や図書館の話、及川さんの本トーク、イヌガミラブ話、どこをとっても金太郎飴。進行していて、あれよあれよと時間が過ぎていくことに、自分でもびっくり。いや〜ほんと楽しいですね〜〜と盛り上がっている影で焦っていたのは、河出書房新社加藤さん。事務局横山のスマホがちんちん鳴ります。「時間、大丈夫?」「もう30分たってるけど、進行表の10分くらいのところだよ?」「新刊のこともそろそろ言ってね」と影でディレクションをしてくれていました。加藤さんにはこの場をおかりしてお詫びとお礼を申し上げたいです。加藤さんのおかげで無事に時間内に終わらせることができました。あのままだったら、朝まで生中継でした〜〜。笑 ありがとうございました。

ライブの最後は、文学賞木村聡理事長からの第三回氷室冴子青春文学賞への取り組みについてで締めさせていただきました。

ライブにご参加くださったみなさま今回はお時間をとっていただきありがとうございました。そして、コメントもたくさんいただき感謝しています。終わってからいただいたご感想もとても有難く。次回に繋げていきたいと思っています。いろんな分科会もできそうですし、虹色図書館の次の展開も10月にありますし!また是非お会いできたら嬉しいです。

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