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B.LEAGUEで最も得点能力が高いプレーヤーは?          ポイント関連スタッツの読み方・楽しみ方

B.LEAGUEで最も得点能力が高いプレーヤーは?

B.LEAGUEでは各チームのエース級が1試合平均15~20点ほど得点しています。

今回は「成績」部分を見てみます。
この部分は非常にボリュームがあるので何回かに分けてみてみます。まずは選手個人の得点に関して提供されている数字をみていきたいと思います。


得点に関する様々な数字


スタッツの中で最も多くのスペースが割かれているのは得点に関する部分です。
B.LEAGUEの場合、以下の13個の数字が掲載されています。


①    総得点に関する数字


PPG = Points Per Game (1試合あたりの得点数)

②    フィールドゴールに関する数字


FGMPG = Field Goals Made Per Game (1試合あたりのシュート成功数)
FGAPG = Field Goal Attempts Pe Game (1試合あたりのシュート数)
FG% = Field Goal % (シュートの成功確率)
③    2Pt.フィールドゴールに関する数字
2FGMPG = 2Pt. Field Goals Made Per Game (1試合あたりの2Pt.シュート成功数)
2FGAPG = 2Pt. Field Goal Attempts Pe Game (1試合あたりの2Pt.シュート数)
2FG% = 2Pt. Field Goal % (2Pt.シュートの成功確率)

④    3Pt.フィールドゴールに関する数字


3FGMPG = 3Pt. Field Goals Made Per Game (1試合あたりの3Pt.シュート成功数)
3FGAPG = 3Pt. Field Goal Attempts Pe Game (1試合あたりの3Pt.シュート数)
3FG% = 3Pt. Field Goal % (3Pt.シュートの成功確率)

⑤    フリースローに関する数字


FTMPG = Free Throw Made Per Game (1試合あたりのフリースロー成功数)
FTAPG = Free Throw Attempts Pe Gam (1試合あたりのフリースロー数)
FTG% = Free Throwl % (フリースローの成功確率)

とても多いです。得点のスタッツとして最も一般的なのはPPG(1試合あたりの平均得点)です。といいますか。20年ほど前までは得点と言えばこの数字しか取り上げられていない時代があったように記憶しています。
点を取り合うスポーツなので、PPGが大きいことはイコールで勝利への貢献度が高いという考えの時代があったということです。
ただ、当時は得点王がいるチームは勝てないといわれることもあり、圧倒的な得点力を持つプレーヤーが周りを使い結果を出し続けたことでこの考えは過去のものとなりました。

得点の効率性




その後、得点に関しより多くの数字が取り上げられるようになりましたが、それらは基本的に効率(確率)についての数字とそれを算出するためのものです。
今後はアメリカで取りあがられることがある「40分あたりの得点数」など、条件を合わせた上で比較された数字が一般的になってくることが考えられます。

まとめ


B.LEAGUEで最も得点能力が高いプレーヤーは?
冒頭のこの質問には複数の答えが考えられます。
分かりやすい数字のプレーヤー以外にもキーになる働きをしているプレーヤーが隠れています。そんなプレーヤーを探っているのもシーズンの大きな楽しみとなりそうです。

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