仮住まいへの引越しや二重ローンのリスクも。住み替えをするときの注意点
「家族が増えたから広い家に住みたい」「ローン完済したから」「転勤になったから」など、住み替えの理由は様々です。
「良い物件を見つけて先に買ったはいいけど、自宅が売れなくて二重ローンになってしまった」
「逆に自宅は売れたけど新居が見つからず仮住まいに引っ越すことになった」
など、計画的に動かないと、数十万円、数百万円損することも・・・!!
新居を先に買う「買い先行」か、自宅を先に売る「売り先行」か。
メリット・デメリットを知った上で、優先順位を決めてスケジュールを組みましょう!
「買い先行」のメリットは、何といっても新しい生活をすぐに始められる
自宅が売れないリスクや二重ローンの危険もあります。資金的に余裕がある場合はおすすめです。転勤や転校などでやむを得ず「買い先行」をしている方もいます。
<メリット>
・仮住まいが不要
・早く新居暮らしができる
<デメリット>
・新居を買う際に、自宅がいくらで売れるかわからない(想定価格で売れない場合のリスク)
・自宅の売却に時間がかかると、二重ローンが必要になる
・資金的に余裕がないと厳しい
「売り先行」は、先に自宅を売却するため売却価格を考慮して新居を探すことができます
手元に資金をつくることができるのも安心です。ただし、良い物件に巡り会えない場合は、仮住まいが必要になります。二度も引越しをするのは面倒ですよね。引き渡しを先延ばしにする相談をしてみるのも良いかもしれません。
<メリット>
・新居を買う前に自宅の成約価格が分かるため、予算を把握しやすい
・二重ローンを回避できる
<デメリット>
・仮住まいが必要になる場合、2回引っ越しが必要
住み替えで損しないための心得、注意点
とにかく手間なく売りたい、買いたい!という方は、同じ不動産会社に任せるのが楽といえば楽です。しかし、できるだけ損をしたくない方は、売却は売却力のある会社(担当者)を選ぶことをお勧めします。
「新居は一生懸命探してすぐに良い物件を見つけてくれたけど、売却については積極的に動いてくれない」なんて場合、「買い先行」となり、二重ローンになりかねません。(このパターンで苦しむ方、結構多いです)
購入はできても、売却が得意でない会社(担当者)は意外に多いので見極めが必要です!!
「買い先行」の場合は、購入を手伝ってくれた会社にそのまま売却を任せるのではなく、いくつかの不動産会社に売却を依頼した方が良いです。
家を買う、売るのは、恋愛と同じ。複数社、(担当者)複数人見て、自分に合う人を決めましょう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?