テトリス作成で重要視したプログラミング言語・環境とは？

こんにちは、コラボテクノのシステム開発グループの佐々木です！
今回は、私たちが実施しているプログラミング体験イベントで使用しているテトリスの作成について、数回に分けて技術的な面でお話ししていきたいと思います。
初回は、プログラミング言語や動作環境についてご紹介します。

1.使用する言語について

テトリスで使用する言語を記載する前に、一般的なプログラミング言語をおさらいします。プログラミング言語にはたくさんの種類があり、それぞれが得意な分野を持っています。
例えば、以下のようなものがあります。

プログラミング言語

● Python：人工知能や機械学習に強く、データサイエンスでもよく使われています。

● Java：Androidアプリの開発に多用され、企業向けのシステム開発でもよく使用れます。

● JavaScript：
Webページに動きを加えたり、インタラクティブな要素を実現したりするのに不可欠な言語です。これらの言語については、少しは耳に挟んだことがあるのではないでしょうか？今回のテトリス作成に使用するのは、JavaScriptです。JavaScriptはブラウザ上で直接動作するので、特別な環境設定が不要で、初心者でも取り組みやすい言語です。

今回は、初心者の方でも環境構築の手間が省け気軽に動作確認ができる「JavaScript」を使用しています。

2.必要なツールについて

前述した通り、今回は、特別なツールやソフトウェアのインストールは必要ありません。
必要なものは、自分のPCとブラウザだけです。
コードを記述するためには、テキストエディターを使用することをおすすめします。
　例えば、Visual Studio CodeやSublime Textなどの無料エディターが使いやすいです。
ただし、最悪の場合、メモ帳でも進められますが、操作性が劣るため
、できればエディターを使ってみてください。
通常、プログラミングを始めるには、言語のインストールや設定が必要で、さらにデータベースのセットアップやWebサーバーの構築など、複雑な準備が必要です。
しかし、今回のイベントではそうした手間をかけずに、JavaScript、HTML、CSSという3つの技術を使って、すぐにブラウザ上で動くテトリスを作成します。

● JavaScript：プログラムの動作を制御するプログラム言語
● HTML：Webページの構造を定義するマークアップ言語
● CSS：Webページのデザインを調整するスタイルシート言語

3.テトリス作成込めた思い

私たちのプログラミング体験イベントの目的は、初めてプログラムに触れる方でも「楽しみながら学ぶ」ことを体感していただくことです。
そのため、誰もが一度は遊んだことのあるテトリスというシンプルで親しみやすいゲームを題材に選びました。
プログラムの基礎を学ぶには、親しみやすさが重要だと考えています。

実際に行ったプログラミング体験イベント

テトリスの作成を通じて、参加者の皆さんにはJavaScriptの基本的な構文やロジックの組み立て方を、自然に学んでいただけるよう工夫しました。コードをただ読むだけでなく、実際に手を動かし、自分の力でプログラムを完成させることで、プログラミングの楽しさと達成感を感じていただければと思っています。実際のイベントでは、JavaScriptのコードを虫食い形式で提供し、その空白部分を埋めることで、コードの動きや仕組みを理解してもらいます。一方で、Note版では、ロジックの組み立て方や実際のコード記載を詳細に共有していきます。自分で考え、コードを完成させたときの「できた！」という喜びを、ぜひ体験してみてください。

次回は、「テトリスとは何？どう実現していくの？」について、
具体的なステップを交えながら解説していきます。どうぞお楽しみに！