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エニアグラムを取り入れたリーダーワークショップ【実施〜次に向けて編】

こんにちは。人事マネージャー、木村です。
今回はリーダーワークショップ、後編をお届けしたいと思います。
少し長くなりますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。


1.ワークショップ当日

8月3日(土)AM10時~PM5時

・アイスブレイクからスタート
自己紹介&自身のタイプさらに「自分を四角に例えると?」で自身を四角に例えた絵をクレヨンで描いていただきました
もちろん
「クレヨンなんて、小学校以来?いや幼稚園以来だ!」
「絵、苦手!」
「四角を描くって・・・え?」

などなど

ワイワイとワークは盛り上がり十分なアイスブレイクになりました。
リーダーのタイプも「なるほど!」と思える方や、「え?」と思える方もいましたが、まずは全員のタイプを共有することができそれぞれの四角形も異なる特徴があって面白かったですね。

⇩絵の一部です

(左)タイプ1のリーダ・(右)タイプ9のリーダー

ここから、ファシリの阿部さんによる各タイプの特徴説明~自己理解の必要性の話をいただきました。

2.自己理解とは

自分の気質、性格、ある種のタイプ、価値観、考え方、態度・行動などを深く知り、それを自分自身が納得して受け止めている状態のこと

この自己理解なくしてはメンバーを理解することは難しいのですよね💦
多少自己理解が進んだところで、次から本題のワークです

【ワーク1】 「理想のリーダー像?」は

リーダーとして仕事をするうえで大切にしていることは?
なぜそれが大切なのですか?
こんな問いに対して、自由に記述していただきました。
↓のスライドを見ながら各リーダーの描く理想のリーダー像が動機とどうリンクしているのか2人の事例を出してみますので見てみてください。

【タイプ6のリーダー】
  “信頼関係が大切”
自分の弱点をさらけ出すことでメンバーも本音が出しやすくなり、心理的安全性が得られる。
因みにタイプ6の動機は「責任を果たし仲間と認められ安心したい」です。

【タイプ1のリーダー】
  “メンバーは自分の肩にかかっている”
リーダーシップで大切なのは:迷わない・軸がある・頼りがいがある
  因みにタイプ1の動機は「自分なりの基準で正しく完璧でありたい

次なるワークは、さらに自分の特徴的言動や行動に向けた、お題に取り組んでいただきました。

【ワーク2】「人間関係を振り返る」

人間関係が上手くいった経験、上手くいかなかった経験を書き出して、そこに共通すること影響していることを書き出すワークです。
 このワークでは、リーダー自身の過去を振り返ってもらいコミュニケーションの特徴を探ってもらいました。
これまでのいろいろな経験をフラットに話していくと、決断や選択をする場面で、それぞれのタイプの動機が出てきていることが分かりました。

3.ディスカッション

ランチタイム後、午前中に受けたエニアグラムのレクチャーをもとにいよいよ自身のチームをまとめていくための方法を考えて行きます。
ここで登場するのが、メンバーの皆さんに事前にご協力いただいたエニアグラム簡易チェックの結果。事務局がまとめたメンバー全員の簡易分析の結果を見ながら、リーダー間でディスカッションしていただきました。 
あるチームの例を出してみます↓↓

あくまで簡易チェックの結果なので実際には多少変わる可能性もありますが、このように(上図)メンバーのタイプ分布に偏りのあるチームで、リーダーがタイプ9の動機を知らずにマネジメントすると、まとまるものもまとまらなくなってしまう可能性が大きくなるでしょう。
「うちのチームってこうなんだよね」という特徴は誰もがざっくりとは感じられるものだと思いますが、エニアグラムによってなぜ「こう」なのか?が可視化されると、どのようなアプローチをすればより良い方向にメンバーを導けるのか?という具体的な方法がわかりますよね。

よりよいチーム運営をおこなう上では、自己理解はもちろん、他者理解も重要。自分と性格や価値観が違う相手を理解するのはなかなか大変ですが、エニアグラムにはコミュニケーションスタイルや物事の選択基準の特徴ごとにいくつかのタイプをグルーピングする“三つ組み”という考え方があります。

ディスカッションでは、この三つ組みの考え方を使いながら、全チームのチーム運営とマネジメントについての方向性を考えました。

三つ組みのことがもっと知りたければ木村まで問い合わせください
・最後に「本日のワークショップを振り返り、10期に向けて自分が何を変え、何を目指すのか?」を考え、そのイメージをそれぞれ絵に描いて発表してもらいました。

詳しい内容は、今後の各リーダーの行動変容を楽しみにお待ちいただくこととして、この場では一部を簡単に紹介します。

・人のタイプによってマネジメントを変えたい、相手をしっかり理解したい
・メンバーの動機を理解し特性を生かしたい、それぞれの色を出せるようにメンバーを信じ任せるようにしたい
・チームメンバーの意見を吸い上げ会社とつなげたい
      などなど
 
 これらを描いた一部が以下の通りです。

4.振り返り

エニアグラムを取り入れたWSは参加いただいたリーダーにも高評価をいただき、とても良い機会になったと思っています。
自分がどのような特徴でどんな行動や言動をしがちかを理解できることで
自分とは違う他者に興味を持ち、理解し受け入れてあげられる。
この一連のフローがコラボテクノのスタンダードになれることを目指した第1歩のWS、ファシリの阿部さんの絶妙なアドバイスや説明はリーダー以外にも受けてほしいと思いました。

自分や相手が調子の上がることに積極的に取り組み、調子が悪くなったときに出てくるお決まりの行動や言動が出てきたら抑える。
理想ではありますが、この形に近い動きがみんな出来るようになれば強い組織になるのでは?と信じて止まないですし、継続は力なり、引き続き続けていければと思っています。

5.今後

次回は2回目になる25入社組内定者と現新入社員とのエニアグラムを取り入れた合同WSを実施します。9月14日(土)10時~17時
こちらに関してもnoteで報告しようと思っていますのでご期待ください。
有志でエニアグラムのWS受けたいとの声があがれば、5名以上揃えば検討したいと思いますので、一報をお待ちしています!

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