5歳の息子の学習習慣づくり手伝ってみたvol.2 200円で子どもの学習習慣をつくる

息子くんの学習環境づくりでやることも決まったので、準備にとりかかる

前回の記事はこちら


1.カレンダー&シール

息子君と決めたルールをこの二つ

①勉強を10日やったら50円と交換
②勉強した後は動画を見てもOK

これを実行するために道具を揃える。

今回はシンプルにカレンダー&シールを使うことに。

課題ができたら、カレンダーにシールを貼っていくというそれだけ。

「特定の行動を行うことでシールが貯まる」というのは色々なところで使われていて、身近なもの

・ラジオ体操の出席カード
・トイレトレーニング
・歯磨きトレーニング

など、子どものころに一度はやった経験がある。

他にも

・お店のポイントカード
・ゲームアプリによくあるログインボーナス

なども、同じような仕組み

このnoteにも、バッジという仕組みが入っている


探せば身近にまだまだたくさんある。


カレンダー&シールはシンプルだけど習慣化のサポートにはかなり強力


2.前進感を演出する

「毎日1ページ勉強する」言葉にするのはとても簡単

だけど、実行するのは大人でも難しい

「三日坊主」という言葉があるように、1週間続けることでさえ難しい


習慣化の最初の1週間は「反抗期」で、とにかく「やめたい」という感情が出てくる

習慣化したいと思う内容は多くの場合、「得られる結果は欲しいが、それまでのプロセスはやりたいことではない」場合が多い。

・ダイエットはしたいが、運動はしたくない
・成績をあげたいが、勉強はしたくない
・健康になりたいが、たばこ・酒は辞めたくない

だから、続かない。

息子君の場合も、「勉強よりも動画が見たい」という状態なので、勉強がしたいわけではない。

ここは子ども学習環境を整える上で、絶対に抑えておかないといけない。


この最初の1週間はとにかく「続ける」ことが重要。

そのサポートをするためにカレンダー&シールを使う。

そして、カレンダー&シールがなぜ効果的なのか、その理由は知ったうえで使った方が良い。

大きな効果の一つは「前進感の演出」

ダイエットにしても、勉強にしても、はじめてすぐ効果は感じられない。

なので、別のところで成長を感じられるように工夫をしないといけない。

カレンダーにシールが貼られていくことで、前進していると感じやすくなる

目的に向かって近づいていると感じることができれば、継続しようという気持ちを保ちやすい。


3.道具を買いに行く

幼稚園のお迎えのあと、その足で100円ショップに息子君と向かった。

大きめの卓上カレンダーとシールを買うために。

勝手に用意してもよかったけれど、できるだけ自分事に感じさせたいと、使う道具は息子君に選んでもらうことにした。

シールコーナーで好きなシールを選んでもらう

たくさんあるシールを一つずつ手に取り、考え込む息子君は最終的に宇宙のシールを選んだ

やっぱり連れてきてよかったと思った
僕が選んでいたら車のシールになっていただろう


カレンダーは卓上カレンダーにした

本人の目線の先にカレンダーを設置したかったからだ

壁掛けのカレンダーだと、設置位置が高くなるので、息子君の視界には入りにくいし、動かすことができない


卓上カレンダーも並べて、本人がこれが良いというものを選んでもらった。


そして、220円渡して、自分で買ってきてもらった。


息子君の勉強の様子は、また書くとして

結論から言うとカレンダー&シールは今のところうまく機能している

3ヶ月分ほどたまっていた月間ポピーはあっという間に片付いてしまった。

「勉強しなさい!」と怒られるシーンもほぼ見なくなった。


200円でこの効果は絶大だ。

おそらくこの方法は年齢が低ければ低いほど効きやすいのではないかと思うので、未就学児や小学生の学習習慣づくりには是非試して欲しい。

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