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やりたいことだけやればいい、の怪

「やりたいことを突き詰めればいいと思う」
「やりたくないことを無理にする必要はない」

そう思います。私も。
なのに、そういってる人の方が、生きづらそう。
でも、言ってることは、間違ってない。
なんでだろう?と考えていた。

例えば、挑戦すれば確実にレベルアップできる壁がある。
でも、やっぱり挑戦するのは怖いし、失敗したら嫌だ。
「やりたくないなぁ」
そういう言葉になりますよね。
まして子供なら尚更です。
それを「自分の心が拒否してるから」やらない。
「本人がやりたくないって言ってるから」させない。

それは、本当に考え、先を見通した選択とは思えないのです。
もしくは、目の前の問題を見ようとしないで逃げている。
「でも、将来的には絶対うまくいくんです!」と言い張る。
そこまで来ると、もはやただのアファメーションにしか聞こえない笑
(アファメーションとは、スピリチュアル業界でよく言われる、自分に言い聞かせる肯定的な言葉のことです)

私は今、自分の内面と向き合い、揺るがない土台を築いているところです。
上に書いたようなこと、ちょっと前の私もやってました。
だから、そう言いたい、明るい未来を信じたい人たちの気持ちはわかる。

でもね、それって、本当に本当にしっかりとした自己を手に入れた上で、
自分が天命的に取り組めるものが見つかってこそ、言えることだと思う。

成功した起業家さんが言うのと、課題から逃げてる人が言うのとでは、
雲泥の差。

私は、冒頭の考え方を否定しているわけではありません。
むしろ、賛成していたからこそ、そういう人たちへの違和感に対して、
ずっとモヤモヤしてきました。
このたび、それに対する答えが自分なりに出たので、それを記します。

「やりたくないなぁ」
自分や、自分の大切な人がそういう時には、よく考えたいと思う。
もしかしたら、すごく必要で、成長できるチャンスかもしれないですよね。

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