【イタリア旅行記🇮🇹8日目:シエナ①】フィレンツェから日帰、中世のままの古都シエナで世界一美しいカンポ広場へ
*3週間のイタリア周遊記の8日目です。フィレンツェ泊でシエナを日帰りで観光します。
7:30 フィレンツェからシエナへ
今日は宿泊しているフィレンツェから日帰りで、
中世の時代のままの町の姿が色濃く残るシエナへ観光に向かいます。
今いるフィレンツェが幾何学装飾に彩られた男性的なイメージとしたら、
シエナは自然の形を抱え込む穏やかな女性的イメージの町。
市全体としても完全なる聖母信仰なのでその影響もあるのかも。
楽しみ。
列車での移動になるのでまずはサンタ・マリア・ノベッラ駅まで。
10分ほど朝散歩を堪能しながら向かいます!
今日は無事、列車の遅れもなく予定通りの時間に乗れた〜
前回のラヴェンナでの帰れなくなるんじゃないかのキャンセルラッシュを経験すると、特急列車に乗る一回一回が結構緊張もの。
きっと住み続ければ遅れることなんて気にならなくて、
なんとかなるでしょ精神が身につくのかもだけど。
まだ1週間しかイタリア滞在してない身としては、まだまだ日本人が抜けきらない。
9:40 シエナ駅到着
無事着きました〜
駅名もそのままシエナだから降り損なう心配もなくていいね。
一時間半の電車時間、気がつけば車窓の写真とか何も撮ってなかったみたいで、
でもそれには理由があります!
シエナ駅着からシエナの旧市街までの道のりが謎問題。
これをひたすらどうやっていったらいいか調べてました。
というのも、旧市街自体は山の上の方にあるから
今いる駅からはけっこうな距離があって。
上まで行くためにはどうやらショッピングモール内のエスカレーターを登り続ける必要があるとのこと。
そこからもまた歩くらしんだけど、この情報だけですでに謎。
(バスも出てるらしいけどせっかくならその謎ルートを体験したい)
ショッピングモール内でエスカレーターを探す
とにかくエスカレーターに乗るっていう情報だけはあるので、
それらしいエスカレーターを探します。
あと確かな情報としては「center」という緑のマークを辿ると着くらしいので、
それも合わせて探します。
旧市街を目指して歩きます
思ったよりハイテクな中世の町までの道のり。
ここから旧市街の中心のカンポ広場までは徒歩20分で、
風情を味わうのはここかららしい。
旧市街に入る目印の「カモッリーア門」
これが見えたらついに旧市街に入ります!
ほっ
城壁で囲まれてる町に入る瞬間て
中世にタイムスリップするみたいでワクワクする。
まずは世界で1番美しいと言われるカンポ広場を目指します。
イタリア最古の銀行「モンテ・デイ・パスキ」
こ像に出会したら間違いなくもう近くにカンポ広場が!
「世界ふれあい街歩き」でも広場の近くでちょうどここが出てきたからね。
それにしてもずーっと立ち並ぶ家の壁の間を歩き続けて
急にこんな象徴的な小広場が現れるともうすでに感動してしまった。
観光の人も少ないし、本当に中世に迷い込んでるみたい。
ついに旧市街の中心の広場へ
ふらふら歩いてると突然、広場に降りてくっぽい階段が!
これは絶対間違いない、、この先は広場だ。
10:40 世界で1番美しい広場「カンポ広場」到着
正直に、今まで訪れた中で本当に
1番美しいとはっきり言える。
こんな広場見たことなくて、泣きそう。
ヴェネツィアのサン・マルコ広場ももちろん美しかったけど
観光客で埋め尽くされてるせいもあってかここまで泣きそうではなかったかな。
シエナの起源の場所
この広場、実はこのシエナの町が始まった場所なんです。
11世紀の頃、最初は旅人の宿場として施設が増え始め、
その通り沿いに小さな集落がいくつか登場。
そのうちに3つの丘の上の集落が定着、発展し、
その3つの集落の幹線が交わる窪地に作ったのがこの広場。
気がつけばこの広場を中心にシエナという小さな国になったそう。
11:30 優雅なティータイム
ここまでくるとセカセカ観光する気が起きなくなるね。
一日中この広場を眺めながらのんびりしたくなる。
とりあえず朝ごはんもまだだったし、願望をちょっとだけ叶えるために
外周沿いのカフェに入ります。
有名な観光地だとこういうところのカフェって以上に高くてゾッとするけど、
シエナはそんなこともなくて安心して入れそうだから、眺められるいい席が空いてるカフェに入るのがよさそう。
このあとずっとここにいるわけにもいかないので、
まったりしながらもどうやって町を回るかを考えます。
実際来てみないとスケール感わからないから、多少決めて来たとしても
再考は大事!
また長くなって来たので、
シエナ散策は次の投稿からにします〜