英領インド|1835年ウィリアム4世モハール金貨オリジナル【AU58】
1835年ウィリアム4世モハール金貨オリジナル【AU58】カルカッタミント(RS)刻印入りのご案内になります。
表面:右向きのウィリアム4世の肖像
裏面:左向きのライオンとヤシの木、東インド会社の銘文
ウィリアム4世の首元には「RS(当時の造幣局局長ロバート・サンダース)」とイニシャルが刻印されています。
直径:24mm
重さ:11.66g
金品位:0.9170
彫刻家:ウィリアム・ワイオン
1835年ウィリアム4世のモハール金貨は、1841年のヴィクトリアモハールよりさらに稀少な金貨です。
後年に再鋳造されたプルーフ仕様の1モハール、2モハールがリストライク版としてありますが、今回ご紹介の金貨は稀少なオリジナルものになります。
ウィリアム4世の任期は7年(1831年から1837年)と短く、イギリス東インド会社がインドで使用するために貿易決済用に発行された金貨です。
当時はインド国外への輸出が禁止されており、現在でも入手が非常に困難なコインです。
ボンベイとカルカッタで発行されており、どちらも人気があります。
当時、世界一の天才彫刻家と言われたウィリアム・ワイオンの代表作の一つになります。
ウィリアム・ワイオンの手がけたウィリアム4世のコインは下記がぱっと思い浮かびます。
ウィリアム4世(1830-1837)は、英国王及びドイツの北部に存在したハノーファー王国の国王でした。
ジョージ3世(1760-1820)、ジョージ4世(1820-1830)の後65歳で国王に就任しました。派手な生活とスキャンダルまみれのまま生涯を終えた兄のジョージ4世と正反対の性格で質素な暮らしを好みました。若い頃、身分を隠し海軍に入隊し一般の兵士と一緒に勤務したことから「船乗り王」と呼ばれ国民からも愛されました。ウィリアム4世には子供がいなかったため、ウィリアム4世の弟の一人娘ヴィクトリアが後を継ぎ女王となりました。
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