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エリザベス一世クラウン銀貨

とにかくエリザベス1世のコインは非常に人気が高いです。

市場でもあまり見かけないコインですし、入手するには難易度はかなり高いと思います。

(エリザベス一世クラウン銀貨)

重さ:29.79g
直径:39mm

(表面)
王冠をかぶったエリザベス 1 世の胸像、左向きに王笏を持ち、上にミントマーク
「神の恵みによるエリザベス。イングランド、フランス、そしてアイルランドの女王」とある。

(裏面)
長い十字架の上に四分された紋章、上にミントマーク

「余は余の助力者として神を創造せり」と解釈できる。
※リチャード3世以前から用いられた銘文です。

エリザベス1世の在位は1558年 - 1603年になります。

(エリザベス1世)

1558年にアルマダの海戦で無敵艦隊として恐れられたスペインを破り英国をヨーロッパ大陸の大国に成長させました。

彼女の統治時代にはウィリアム・シェイクスピア、クリストファー・マーロウなどの劇作家や小説「妖精の女王」の著者エドモンド・スペンサーが活躍した時代です。

生涯結婚することなく、「わたしはイギリスと結婚した」と自ら言っているように政治に一生を捧げたところから「処女王」といわれて人気が高かったです。

エリザベス1世、アン女王、ヴィクトリア女王と供に「英国は女王の治世に栄える」と後の人びとからイギリスの繁栄した時代と言われました。

この時代のコインは、極印の彫りが浅く、ハンマー式製造法なので流通市場で摩耗が激しくグレードの低いものや鑑定で数字がつかないものが非常に多いです。

今回ご案内のコインは首飾りや髪飾りなどが確認できかなり満足できる状態で市場でも滅多に出てこないレベルになります。

エリザベス1世の代表コインとして、1ポンド金貨、ハーフポンド金貨がありますが、ハーフでもグレードによっては1,000万円レベルになり手が出しにくい価格帯です。

エリザベス1世のコインは、希少性が非常に高く、鑑定の数字が付いているだけでもかなり貴重です。

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