「体現する」を諦めない。
ボディワーカーの木村美穂です。
整形外科からキャリアをスタートさせ、体に関わるお仕事をして今年で11年目に入ります。
初めは、些細な動機から踏み入れたこの世界。
楽しいことばかりじゃないけど、心動く瞬間を重ねてきました。
4年前に個人事業主になったきっかけは、フェルデンクライスメソッド®︎の学びを深めるためにその方法がベストだったからですが、その決断もあって、今ご提案するボディワークがより開けたものになっていると思います。
「ボディワークをより多くの人の人生に役立てたい」
「体そのものが、より良く生きるヒントとして選択肢にある世界を作りたい」
そんな想いでこれまで走ってきました。
そしてその気持ちは今でも変わりません。
ただ、その目的に向かっていく道筋が
「体のことを直接仕事にする」
だけではないのでは?と考えるようになりました。
「私」は、以前も「私」だったのだろうか?
個人事業主として働くようになってから、時間のコントロールがしやすくなったのは私にとって、とても大きな変化でした。
そのおかげで、これまでやってみたくでも出来なかった類のお仕事や企画に積極的に関わることができました。
体のことしかやってこなかったのに、コミュニティ運営やCS業務、広報立ち上げなど、多岐にわたる経験をさせていただいているのは本当にありがたいことです。
そんな中で、時折こんな風に言ってもらえることがあります。
そんな時、私はだいたい
「猪突猛進型の性格をしているんですよ〜。ダメでもともと!みたいな気持ちで、一回しかない人生を後悔したくなくて。興味のあることにはチャレンジしたいんです。」
とお返事します。
ただ、ふと思うんです。
「かつての私も、そうだったっけ?」
振り返ってみると、違うと思いました。
行動の根っこにあるもの
確かに、昔からよく行動してきた方だとは思います。
何となく正解を探して、その道を歩いていくのが得意なタイプでした。
だから、成功する確率が高いところに飛び込むってことは、よくやっていたと思います。
だからダメもとで、失敗しても大丈夫!とは思っていなかったんですよね。
じゃあ一体どうして、今のスタイルに移ろいだのか?
私の鬼の行動力の原点は、体に意識を向けたことにあります。
自分自身の体の感覚に注意を向けることで「自分にとっての快・不快」が判別できるようになっていきました。
自らに好奇心を持つプロセスの中で体がどんどん多様な動きや姿勢に順応するようにもなり、どんな瞬間に心が動くのかに反応できる感度が高まりました。
困難さを感じた時に、それをどのように工夫したらよりスムーズになるのか?出来ないと思うことを、出来る様にする選択肢を見つけるようになりました。
私がこれまでの社会人生活10年間で、変えたのは体への意識です。
体が変わっていくと、後から体以外の事柄も変わっていきました。
そして今、業種・職種を問わず、やってみたいと思うお仕事には積極的にチャレンジするようになりましたし、その経験の数々を「面白い」と思ってくださる方たちにも出会えるようになりました。
そんな生き方を私自身が実現していくことで、一人ひとりの「よりよく生きる」をサポートすることもできるんじゃないかと考えています。
「ボディワークをより多くの人の人生に役立てたい」
「体そのものが、より良く生きるヒントとして選択肢にある世界を作りたい」
このゴールに向かっていく道筋を、立体的に捉えて生きていきたい。
今、そんな気持ちでいます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
もしよろしければ、あなたのお話も聴かせてください。
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