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【詩】寒い冬の夜、猫と私と

外は冬の風が吹いている
雪を降らしながら、強い風が吹いている。
 
私は一人で仕事をしているが
そばにはいつも猫がいる。
 
彼女はいつも私のそばにいて
私の仕事が進んでいるか見てくれている
 
仕事が進まず考え事をしていると
膝に乗ってきて
「仕事はどう?一休みする?」といいたげに
声をかけてくる
 
ありがとうと、彼女の提案に乗り、お茶を飲みにリビングへ行く
リビングから戻ってくると 椅子の上で待っていた猫が
「気分転換はできた?何かいいアイディアは出たかしら?」
と言って、椅子から降りて自分のベッドに戻っていく。
 
彼女はまるで私の気持ちが分かるようだ
 
猫は長く生きると猫又になるという
話のできる猫と 深夜に仕事の話をするのはとても楽しそうだ
猫又になってずっと私と生きていてほしい
そして私にいろいろなことを教えてほしいのだ
 
私は彼女が知らないことを
少しずつ教えられたらと思う
だから猫又になっておくれ
 
外は冬の風が吹いている
外は雪が降っている
私の猫たちはみんな暖かい部屋で眠っている
 
~18歳の猫に贈る~

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こはる
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