【首位攻防 第1R】"故郷に錦"ってこういうことだね!
巨人との首位攻防戦1stラウンドは、毎度お馴染みの乱打戦💦一歩及ばず、黒星スタートとなった。悔しいーー😂
プロ入り後初の凱旋試合となった巨人・吉川尚輝の無双っぷりに、敵ながら思わず拍手👏
いやー凄かった‼️
それでは試合の概要から⬇️
日時: 2021年8月31日(火)
球場: 長良川球場(岐阜)
スコア: ○巨人 10ー8 ヤクルト●
先発: 【巨】メルセデス 【ヤ】小川泰弘
勝利: 鍵谷陽平(3勝0敗)
敗戦: 坂本光士郎(1勝2敗)
セーブ: ビエイラ(15s)
本塁打:【巨】丸(1裏) 吉川(1裏)
【ヤ】青木(1表) サンタナ(2表)
ヤクルトは巨人先発メルセデスの立ち上がりを攻め、2番青木が後半戦初のソロホームランで先制。
ヤクルト先発の小川は、コロナ陽性判定での離脱から約2ヶ月ぶりの1軍復帰登板。元々スロースターターではあるが、1番丸に先頭打者ホームランを浴びると、3番に入った岐阜出身・吉川には凱旋アーチを決められ、逆転を許す。
2回表、好調をキープしている中村のヒット→サンタナの2ランで再度ヤクルトが逆転に成功。両軍ともに先発の甘い球を捉えた一発攻勢。
援護点をもらって粘りたい小川だったが、4回裏中田のポテンヒットを皮切りに、大城に四球→ウィーラーにヒットとノーアウト満塁の大ピンチ。松原の犠牲フライで同点に追い付かれると、ランナー2人を置いて、丸にタイムリーを浴びてノックアウト。代わった大下が坂本を討ち取るも、4-3と巨人に勝ち越しを許す。
続く5回表には、青木→山田→村上とクリーンナップの3連打で1点を返し、再び同点に。負けられない両チームの意地のぶつかり合いで、序盤はシーソーゲームの様相。
※山田はフェン直のあの当たりで2塁まで行けなかったところを見ると、やっぱり足の状態がまた悪くなってるのかな?めっちゃ不安💦
6回裏、サウスポー坂本がマウンドに。ウィーラー→松原に連続ヒットを与えると、代打中島のタイムリーツーベースで5-4と巨人が勝ち越し。さらに2アウト満塁から、今日絶好調の吉川に走者一掃のタイムリー3ベースを打たれ、8-4と大きくリードを許した。
ここは投手の替えどころが難しかったね😅個人的には、坂本勇人のところで今野あたりにスイッチすると予想してたけど、後続のバッターの左右の兼ね合いもあったのかな?
7回表、打撃好調の青木→山田で1点返すも、村上ゲッツー→オスナ凡打でチャンス活かせず。その裏、勢いづく巨人打線にさらに2点を追加され、10-5と点差を広げられた。
何とか反撃したいヤクルトは、8回裏デラロサを攻め立てる。中村→サンタナ→元山と繋いで、代打の神様・川端慎吾。14球目粘って2点タイムリー。さらに塩見のヒットで1点追加し2点差に迫るも、代わった中川にクリーンナップが抑えられ、反撃もここまで。
9回はビエイラに抑えられてゲームセット。ビエイラは外国人ピッチャー最多の31試合連続無失点記録に並んだ。
ヤクルトは終盤追い上げは見せたが、初戦を落とした。
それでは試合のトピックスまとめ⬇️
◆オスナ、大ブレーキ⁉️いや復調信じてる‼️
今季5番に入り、大きな得点源となって来たオスナに元気がない。
このところは18打席ノーヒットでチャンスを潰すシーンが目立つ。首位打者も狙える位置にいた打率は、ついに3割を切ってしまった。
首位攻防をしている以上、高津監督が動いてくる可能性もある。高木豊さんもプロ野球ニュースで言っていたが、個人的にはもう少し我慢して欲しくはある。
野村哲学で言えば、相手の嫌がることをするのが弱者の戦い方。今は不調でも、村上の後に長打のあるオスナがいることで、バッテリーにプレッシャーを与えられると思う。
川端スタメン待望論もあるが、やはり川端が"代打に控えてる"というのがヤクルト最大の強みだし、ここは変えずに貫いて欲しい。
サンタナや中村が好調なので、その辺と打順の入れ替えはアリかも?と思うが、復調を信じてスタメンで使い続けて欲しい気持ちがある。
乗り越えろ、オスナ‼️早くラブポーズでヤクルトファンを安心させてよ💗
◆代打の神様はやっぱり凄かった‼️川端、異次元の代打成績
今日も代打川端がキッチリ仕事をこなした。
巨人のセットアッパー・デラロサに対し、持ち味であるカットの技術で食らいつく。ファールで粘って14球目をライト線に運ぶタイムリー。
同点・逆転とはならなかったが、終盤の猛攻で意地を見せ、巨人に勝ちパターンの継投を引き出させることに成功。次戦へと望みを繋ぐ敗戦に持ち込んだことは、首位を争う上で大きな意味がある。
川端の代打成績はここまで51打数18安打14打点にのぼり、打率も.354という驚異的な数字。凡打に終わった打席でも、ファールでカットしながら投手に球数を投げさせるなど、記録に残らない部分でのチーム貢献度の高さも際立っている。
今12球団で一番怖い代打と言っても過言ではない活躍ぶり!真中満の持つシーズン代打安打記録までは、あと13本。今後も勝負どころでの川端の登場が、チームを球場を盛り上げ、V奪還への希望の光となることは間違いない‼️
◆サイクルヒットまであと僅か!吉川尚輝が地元で無双乱舞!
地元岐阜で大暴れしたのが吉川尚輝。
初回にライアンのストレートをバックスクリーン左まで運ぶ凱旋アーチを放つと、拍手喝采の中悠々とダイヤモンドを駆けた。
さらに3回には単打、6回にはダメ押し打となるタイムリー3ベースを打ち、サイクルヒットに王手!最終打席は外野フライに倒れたが、高校・大学と慣れ親しんだ長良川球場に集まった地元ファンの前で、3安打4打点の猛打賞で躍動した。
今シーズンも怪我でチームを離れる時期の長かった吉川。1番に入ったり、下位打線でチャンスメイクを期待されることの多い選手だが、ヤクルト戦では結構ホームランを打っているイメージがある。
ここ3試合は3番に座り、ヒットや犠牲フライなどで打点を上げ、クリーンナップの仕事をこなしつつあり、首位を狙うヤクルトにとって、足も長打も警戒となると厄介な存在💦
これ以上覚醒しないことを密かに願いつつ、昨日の大活躍には、素直に称賛を贈りたい!地元に錦を飾ったね!スゴイ‼️
さて首位攻防2ndラウンドは、京セラドームに場所を移して、エース菅野との対戦。
前回の復帰登板ではカープ打線にノックアウトされた菅野だが、ヤクルトとの相性は抜群。やはり簡単な相手ではない。
ヤクルト先発は、ここ2試合素晴らしい内容で試合を作りながらも勝ち星に恵まれていない高橋奎二。
今日も打ち合いになるのか?はたまた投手戦を繰り広げるのか…。
昨日の敗戦で、勝率で下回り3位に逆戻りはしたが、久々に打線の勢いが戻ってきた!この勢いのまま、苦手菅野を打ち崩して勝利を掴んで欲しい!そして好投の高橋を盛り立ててくれ‼️
それでは高橋の3勝目と9月最初のゲーム白星を祈って…