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今日の不安を明日に残さない日々の選択
「気持ちの切り替えってどうしてますか?」
最近そんなことを聞かれた。
私はシステムエンジニアとしてフルリモートで仕事をしているのため、一日中部屋で作業し、就寝する部屋も特別区別していない。そんな会話をしたところ少し不思議がられたようだ。
一般的に切り替えと言えば以下のようなことが挙げられるだろう。
美味しいものを食べる
旅行に行く
スカっとする映画を観る
ここで少し注目したい心持ちとして「一時的に目を背けているか」と言う観点である。
私の特性として、ぼんやり中断したままだと心の底から趣味を楽しめないし、いざ現実に返ってくると何も解決していなくてモヤモヤが再稼働を開始する。これでは仕事上の問題を先送りにしただけで、一時的な楽しさと落胆の差が大きくて逆にどこかで疲れ切ってしまう、そんな性分だ。
できる限り一点の曇もなく趣味を楽しみたい。楽しんだら明日も頑張ろうと心の底から思いたい。
そんなようなことを20代の頃考え始めて行き着いた今のスタンス。それは「徹底的にやり切る」であった。
今日の不安を明日に持ち越さない、そのために徹底的にやり切る。やり切るには人との調整も必要だ。他人に作業を押し付けることで自分の負担を軽くしようとするのではく、その仕事の本質的を捉えて、やるべき担当が自分であるならば積極的に決め事に参加し、自分の担当作業を自分で決めるように振る舞う。こうすることで推進力を生み出し、やり切っていく。
このスタイルには責任も伴うがとても主体的であり、主体的と言うものは案外気持ちの良いもののように感じる。やり切ったときの達成感もあり清々しさもひとしおとなる。動機は自分の気持のためなのでよこしまかもしれないが、他人から見えるアクションとアウトプットは社会人としては模範的行動まで持っていけるロジックだと思う。
多少失敗しても「ここまでやったんだからちょっとした失敗はしょうがない」と言う図太さも出てくるしリカバリーする気持ちも生まれやすい。精神衛生上大切な感覚だ。
業務上「めんどくさいな…」と思ってからが勝負だ。やりたくない気持ちと闘い、前向きにその作業する選択をしてみる、そんな日々を過ごしている。