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自分の力で生きていく

自分の生き方に軸がある人、芯がある人には「自分の力で生きていく力」があるのだと思った。

突然、不可抗力によって、いままで当たり前にできていたことができなくなり、簡単に手に入っていたものがなかなか手に入れられなくなったり、「お金」だけでは解決できない状況に陥った時に、自分はなんて無力なんだろう、どうしてこんなにも誰かに(何かに)頼らないと生きていけないんだろう、と虚しくなった。

そして、そんな状況の中で試行錯誤しながら生活を続けて気づいたことは、自分の心が豊かであれば、好きなことがあれば、小さな日々の幸せに気づくことができれば、どんな状況でも前を向いて生きていけるということ。

例えば「食」に関して。

私はずっと食品にかかわる仕事をしてきたし、料理も大好きだ、と思っていた。だけれども、料理というのはもっと深く、人生そのものなのだと痛感した。季節を感じながら、旬の食材をいかにおいしく食べるか、そういうことを考えて毎日を過ごしていくと自ずといろいろなものが見えてくるのだと気づいた。

今目の前にあるものを存分に楽しむことこそ、その楽しむすべを知っていることこそが豊かな人生を送るヒントなんじゃないかと思った。

細かいことは後々語っていきたいと思うけど、これから生きていくにあたって、私はもっともっと自分自身で生きていく力を高めていきたいと思っている。そのために、季節を感じて、日々をひとつひとつ大切に過ごしていきたい。かみしめるように。


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