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ごちゃ混ぜ4ばなし〜テネシー・ラブレス展、ルクセンブルクのラジオ、ブライアン・イーノ展、それと愛猫のお話〜

スクリーンショット 2022-09-25 17.11.00
"わらら新聞"本紙1頁

家っ子のお出かけ vol.15

テネシー・ラブレス展

テネシー

ズキューン!ドキューン!これは驚く!
モノクロで世界を見ている人が創り出したものとは思えん!

ぉっほん。
テンション高めで失礼しました。

ぃゃぃゃ8月頭にね、米現代アーティストTennessee Lovelessの作品を梅田スカイビルで見に行って来ましてね。度肝抜かれたってお話なんですがね。聞いてくれます?

展覧のスタートはドラァグクイーンの肖像画から。

ドラァグクイーンといえば20年ぐらい前よくclub KARMAにショウを観に行ってたな〜(残念ながら2013年にカーマ閉店)。

思い出に浸ってしまった。
失敬。

毒々しい色使いで、美しさも引き立つパワフルな作品。
彼のキャリアは此処から始まったんですって。
当時ドラァグクイーンのバーで働いてて「肖像画を描いて」って言われて描いたことがきっかけらしいですよ。

次の作品たちは、独創的なパターン、アイコン的イラストが、独特な色彩感覚で余白なしに埋め尽くされてて目がドクドクしっぱなし!
草間彌生にインスピレーションを受けているというテネシー氏の作品はヴィヴィッドな色使いや繰り返される幾何学的模様で納得。

テネシー2

待ってくださいよ!
これ!

先天的な視覚障がいで、ほとんどの色の区別ができない方のお話しですからね!

もう夢があるというか努力って素敵というか。
センスとかタイミングとか色々必要ですがね、なんか頑張ろって元気もらったんですよね。


“切手×バーコード×クレイムタグ”のコラージュ作品は右に書いた作品とはまた違ったソフトで優しい印象で一番のお気に入り♡

<おまけ>

テネシー3
入場予約したらステッカー貰えたんです。もちろんちゃっかり頂戴致しました!


店のどこかしらに貼っております。
キョロキョロ見つけてくださいねー。


noteへー
"わらら新聞"本紙1頁

へ〜、そうなんだ〜

ルクセンブルクのラジオ局

以前このコーナーでお話したルクセンブルクのラジオ局のおはなし覚えてますか?
「日本に電波届け〜」ってワタクシわめいておりましたが、ちゃ〜んとネットでリアルタイムで聴くことができました。(ホント現代ってスゴい!)

「何が流れたか早く言いなさいよ!」

あらあら、うっかりさん。
失礼おば。

“大友良英氏が作った曲の総まとめ集”でございます。

発表曲の期間は1975年〜2022年。

さらっと読み流しちゃダメですよ!

47年間分ですよ!
いいですか⁉︎

4・7・年・間!

私もなんやゆうて歳とったな〜なんて思ったりしますが、更に上をいく継続年数。恐れ入りました。

“継続は力なり”
此処に在り。

ぃゃ〜内容もホント素晴らしかった!
曲ごとに纏わるエピソードを話してくださり、ファンにとってはたまらない“集大成なる音楽歴史”を知れたっちゅうわけです。

「今見つけた唯一残ってる音源」なんて心踊らされるセリフ付きで流してくれた高柳昌行×大友良英のデュオ“鉄屑ゴミ捨て場での録音”
これは貴重かつむちゃんこカッチョよかった。

こうゆうのも流れ〜の、ガリガリなノイズも流れ〜の、もちろん『あまちゃん』のテーマ曲も流れ〜の。
改めて音楽の振り幅のデカさにも驚かされました。
〆は、6年半ぶりにリリースするスペシャルビッグバンドの新作(まさにいま発売ホヤホヤ)『Stone Stone Stone』から。

聴き逃してる分も聴きたいな。
アーカイブ出ないかな〜。

素敵な時間をありがとうございました!
ぶっ通し22時間お疲れさまでした!

WARARAにまた大友氏をお招きしたい熱上昇です!

<おまけ>

画像6
〆曲の新譜をタワレコにルンルンで買いにJAZZコーナーへまっしぐら。細田氏のインタビューも紙面で読みたくて一緒にお持ち帰りしたちゃっかり者です。



noteみるよむ
"わらら新聞"本紙12頁

みる よむ

ブライアン・イーノ
- 音と光のインスタレーション -

イー9

毎日行列をなしている人気ぶりが大阪のここまで届いていたBRIAN ENOの展覧会。光栄なことにWARARAでもポスターを貼るなど告知をお手伝いさせて頂きました。

彼の名を聞いて、思い浮かべるもの・ことは、世代によっても変わるだろうし、どの音楽を聞いていた時に彼の音楽と交わったかでも変わるだろうし、枠にはめることのできない多彩なアーティストだと思います。

私が彼の音楽と出会ったのは90年代で、当時実験音楽やクラブ・ミュージックにどっぷりだった流れでアンビエント・ミュージックを聴いたのがきっかけでした。だから私がもつ彼のイメージはアンビエントのひと。

windows95の起動音を作ったのが彼なのだとつい先日知ったのですが、このイメージをもつひともいるのかな?

音と光を操るビジュアル・アートの空間に飛び込んできました。
5つのセクションに分かれた大規模展覧のうちのチョロっとをおはなし。

イー1

『The Slip』と題するスペースでは、光はなく、大音量でアンビエント・ミュージックが流れており、大の字で横になりたくなるようなチルアウト・スペースな存在にも思えたし、シアターにいるようなダイナミックな印象も受けたし、とても不思議な心地のする空間でした。

イー5

『Face to Face』これは世界初の公開作品だそうです。スクリーンに映し出された、肌の色も年齢も性別もバラバラな3人の顔が光の下に並び、また別の、肌の色も年齢も性別もバラバラな人の顔とゆ〜っくり、ゆ〜っくりとミックスされ、いつのまにか入れ変わっている、という光を駆使した映像作品。(見入ってしまい写真撮るの忘れてしまいました…。)

彼が社会問題に対して積極的にアクションを起こしていることを、捉え方に反映しているところがあるかもしれませんが、肌の色も年齢も性別も区別する境界線など人にはないことを、この作品で表現してくれたのではないか思います。この先ずっと脳裏に焼きついたままであろう素晴らしい作品でした。

3フロアのうち、この2つのセクションがあった最初の1フロアで早くも脳みそがキャパオーバー(ちっちゃ!)。

駆け込みではなく2度足を運ぶべき展覧だったと後悔(先立たず)。

イー8

<おまけ>

イー3
3Fから1Fとそれぞれの展示部屋へ導く通路の盆栽が、
イー4
"静・流"の空間を作っていて建物一体が展覧会場になっていて想像以上に素敵でした。

<おまけ2>

イー6
ENO氏へメッセージが残せるノートも2Fの部屋奥に置かれてあって、筆ペンで言付け、なんかいいですよね。わたくしめも書いてきちゃいました。日本語で…。



"わらら新聞"本紙12頁

モカさんとココさん 

オンナなのよ!

お盆が終わると今年ももう終わりだ!
なんて子供の頃聞いてた親の定型文。
この意味が理解できる歳になってしまいました。
そんな節目となるお盆に息子が帰省してきました。

ドアをガチャリ。
「ただいまー。モカー、ココー、どこー?」

え?モカさんココさんの反応?

見事なまでに、一目散に押入れに逃げ込みましたよ。

そりゃそうですよ。
モカさんココさんも立派な女性です。

「一度私たちを捨てた男なんてもう他人だわ!なに勝手に戻って来てんのよ!許さないわよ!」ってなもんです。

息子は苦笑いするしか術なし。
帰省中の2週間、何度か許し乞い作戦「モカー♡ココー♡」

モカさんココさん話し合ったんでしょうね。
一度ぐらいチャンスをあげてもよろしくってよ
“早くご飯の用意しなさいよ!ニャァ!”

「寄って来たかと思えばやっぱり飯かよ〜」なんて言いながらも、帰省中一度も見せなかったテキパキ度で嬉しそうに用意してはりました。

せっかく許してもらえたところで、次の帰省は恐らく年末年始。
今年も年末は鴨鍋からの、年越しは、鴨そばで新年かな。

あ〜、もう今年ももう終わりか〜。早ぇ〜。


夏の終わりに

"だけ"レシピ

"わらら新聞"本紙11頁

WARARAtoshika

わらら新聞

今月発行分"長月号"は全12頁・29号目!

本紙“長月号”目次
1. 
家っ子のお出かけ vol.15 テネシー・ラブレス展
2. へ〜そうなんだ〜 ルクセンブルクのラジオ局
3. 北海道旅行 (ミチカロンドン×ニュー淡路)
. つぶつぶ vol.15 次なる粘活 (ねば)
5. おじさんエッセー 第9話 エアコン掃除 (シンテツ)
6. 宇宙のそとがわ (森朗)
7. カフェと喫茶店の境界線 (ホリウチショウゴ)
8. 脳に1HIT Pのつく話 ヴァナキュラーとシグニファイ (3丁目のタロ)
9. 常連さんの投稿コーナー
10. あら吉の間違い探し 発見!!リストロサウルス (あら吉)
11. スイカにレモンを絞るだけのレシピ Let's Try
12. 笑笑登山部 目指せ!百名山! (ロカ)
13. CROSSWORD 作家・小説 (3丁目のタロ)
14. みるよむ ブライアン・イーノ 音と光のインスタレーション
15. モカさんとココさん オンナなのよ!
16. 読み人不知
17. Coffee Shop WARARAが図書館
18. Ipod

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