思い立ったが吉日。治療を受けよう。
同じ病気であっても、症状が強く出たり、治るまでに時間がかかったりするケースもあればその逆のケースもあります。
また、しょっちゅう風邪を引いたり何かしらの病気になっている人がいる反面、大勢が罹患している中にあって、自分だけはいつもと変わらずに元気、そんな人もいます。
この差は病気によるものなのか、「人」によるものなのか?
治りにくい(とされる)病気と治りやすい(とされる)病気があります。例えば不治の病とされていたガンなども、現在では必ずしもそうではなく、見解も様々です。
これまでの生き方を見直し、生活習慣の改善によってガンの自然退縮が望めるなら、ぜひやってみようとそこに希望をみるのは、当たり前の心情といえます。
しかし、ガンを自然退縮させるために「心を穏やかにして」「前向きな気持ちで(生きよ)」と言われても、頭ではわかってはいても、心を穏やかにするのも、前向きな気持ちになるのも簡単ではありません。
ましてやガンになどなったらなおさら。
穏やかな振りをするのと本当に穏やかになるのは違うし、前向きな素振りをしても、それは素振りだということを自分は知っています。
だから具体的な方法が必要なんでしょう。
例えば、鍼灸やマッサージや光線療法は理屈抜きに気持ちがいいし、体を動かせば一時的ではあるにせよ前向きな気持ちになります。
もちろん、鍼灸やマッサージや光線療法は気持ちが良くなるためにだけ行うわけではなく、運動は気分を爽快にさせるためだけのものではありません。鍼灸、マッサージ、光線療法、運動が心身にもたらす効果は非常に多くあります。
様々ある効果中のとても大きな割合を占めるものとして、
心を穏やかにする、
気持ちを前向きにする、
があるわけです。
すべての病気に対して言えることですが、なってしまったらしょうがない。時間はかかったとしても気持ちを切り替えてやっていくしかありませんが、病気にならずにすむならそれに越したことはない。
ならば、病気になる前から、病気を未然に防ぐための、具体的な方法を日頃からやっておけばいいのではないか。
怒りや、悲しみや、憂いや、恐れに偏らず穏やかでいるために、後ろ向きになりがちな気持ちを、なるべく前向きにしておくために、
鍼灸や、マッサージや、光線療法を受けてほしい、少しで運動する時間をとってほしいとの願いは、治療家だけのものではありません。
あなたの内なる心、あなたを思うあなたの家族もきっと同じです。
読んでくれてありがとうございます。
今から、これから。
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