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中小企業採用の戒め

人材不足の時代である。少子高齢化により働き手が不足している。大企業は新卒採用である程度の人材を一気に確保する。我々中小企業はなかなかそういう戦略は取れない。
採用してみたら全然うまくいかなかった経験はないだろうか。
原因はなにか。それは面接の数が圧倒的に足りていないからだろう。
今回は採用の教訓を自分自身の戒めとして書いていく。


焦って採用した場合失敗する

採用は焦って採用した場合、必ずと行っていいほど失敗する。
コーヒーショップとパティスリーの店長の採用を行ったが両方失敗に終わった。失敗というのは退職してしまうということだ。
仕事は技量が伴っていないと本人も会社も辛いことになる。そして亀裂が深くなり退職になるのだ。
すでに働いている人が辞めてしまう、あの人がいなくなると回らない、、、など色々な悩みがある。そんなシーンで「やばいから多分大丈夫。」という気持ちで採用すると失敗する。

選定基準

採用するときに理念に沿っているか。ミッション・ビジョン・バリューに共感し一緒の価値観で働くことのできる人を選ばなくてはならない。
そのためには毎回同じ質問をしていくことが大切。
面談のシステム化だ。
・あなたのミッション(仕事を通しての存在意義)はなんですか?
・あたなのビジョン(未来の達成したい姿)はなんですか?
・あなたのバリュー(大切にしている価値観)はなんですか?
・どうやってあなた自身はこの会社に貢献しようと思いますか?
・弊社の仕事のルールはこちらですが守ることができますか?
・会社で成果を出す自信はありますか?
こんな感じだ。
皆同じ質問をすることで比較がしやすくなる。

確率

採用は確率だ。1/125で良い人材がくる。これはパレートの法則8:2から算出される。それくらい応募数を集められなくてはならない。
そして賃金の低い仕事内容の人から集めること。いきなり賃金の高い人を入れるのはうまくいかない確率が高い。賃金が低い仕事内容であればミッション・ビジョン・バリューの理解がなくてもできるからだ。
またお試しの期間を儲けた方が良い。

まとめ

採用は応募数を集めること。
そして同じ質問をする。質問内容はミッション・ビジョン・バリューに関わるものを主にすると良い。
焦って採用した場合は失敗する。
皆さんも意識してみて欲しい。

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