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洋書本の書評会をしているかのよう!?【ワタシのshort review】
この本では、たびたび洋書本とその著者名が登場人物同士の会話の中で、次々と列挙される。その著者のことは知らないが、洋書タイトルを見て、”これ知ってる”というものがあったり、どちらを見ても結局分からないものがあったり、いや私にとって馴染みのない本が大半だったな。
まぁ、つまりはこの本では、本がとにかく強調されて、この作品の作者である「ガブリエル・ゼヴィン」は'本'を主人公の取り扱いで、その存在感を終始一貫、あからさまに誇示している。
また、この作品で出てくる登場人物には、警察小説好きの警察署長がいたり、生活にまつわった絵本が好きな婦人がいたり、技巧派な小説を好む友人がいたり、文学作品として中身がどれほど優れているかを重要とする主人公だったり、様々な本の好みを露見させる。よーく登場人物一人ひとりの好みを整理していけば、やがてこの人物と私の好みが重なっているなと、発見されることだろう。
ちなみに、私は主人公と本の好みも一緒であれば、本の選び方も一緒だった。これには、少し光栄な気持ちになった。
本は主役で、主人公の身の回りの出来事を必ず良い方向へ導く、スーパーヒーローのような大胆で分かりやすい役割を発揮してくれた。
ここまでは、すべて私の個人的なこの作品への感想でございます。
ただただ、読者の皆さんにはお気軽に読んでいただけましたら、とっても幸いです。
今後も、どうぞよろしくお願いいたします✨
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