ヴィーガンの土用丑の日。
皆さんこんにちは。
ヴィーガンになってから一ヶ月が経とうとしています。
最近はヴィーガン生活に順応してしまって、以前は考えもしなかったことが当たり前になっている。
日常のふとしたところで「あそうか、俺ヴィーガンなんだ」と気付く。
今日はリフレッシュしたい気分だったので久しぶりに銭湯を訪れた。
やたらとかけごえがでかいおっさんと取り留めのない会話をして、風呂を上がり、いざ儀式を行わんとしたとき、「あ、俺牛乳飲めんやん。」
銭湯でも温泉でも、風呂上がりのあれがなきゃ入った気にならない。
志半ばに終わってしまう。
仕方がないので、銭湯の入口でポツンと孤独に稼働する自販機の天然水を買い、一気飲みを試みたが、それも失敗。
あぁこりゃだめだ。どこかサッパリした気分になれない。
銭湯、温泉経営者様
どうか調製豆乳を置いてくれませぬか。
そうそう、今日は土用丑の日。
土用の丑の日とは、一口で言うと、各季節の変わり目を指す言葉で、現代では特に夏の時期を示すようです。
土用丑の日というとウナギがまず思い浮かびます。
ただ何故ウナギを食べるのか。
それは季節の移り目に身体を悪くしないようにするため。
ウナギはビタミンが豊富で夏バテ防止には申し分のない食材なのです。
そこでヴィーガンの私は考えた。
ってことは、ウナギでなくとも栄養価が高いものなら良いのでは?
所詮、平賀源内が思い付きで看板を立てたことからはじまった伝統だ、と。(諸説あり)
そんな暴論の下、今年の土用丑の日は、粘り強く夏を元気に乗り越えようという決意をこめて、ネバネバミックス丼を作って食べました。
(けんちん汁と冷奴、モロヘイヤを添えて)
買ってきたオクラと昼に採れたモロヘイヤを茹でて刻みメカブを一緒にポン酢であえる。
納豆とすりおろした長芋はワサビと特製めんつゆで味付けし、炊きたてのコメに全力投入。
こりゃ堪らんぞ。夏にぴったりである。
これで今年の夏も元気に生きていけそうだ。
ただ、声を大にして言いたのは、ヴィーガンでない者にはぜひともウナギを食してもらいたいということである。たとえ単なる源内氏の思いつきでも、300年以上と続く伝統を絶やすわけにはいかん。
また、今年のウナギは豊漁や巣ごもり消費の喚起により例年に比べ一割前後安くなっているらしい。絶好の機会だ!
毎年売れ残っているウナギを見ると心が痛む。
そんなに言うのならお前も食えって話だが。
っと、ここらでおいとまさせていただきます。
では。
生い茂るモロヘイヤ
今後も沢山収穫できそう。