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個人が珈琲店の「枠」を越えて活躍できる社会【MEMO】

珈琲に関するニュース/情報をインプットし、
噛み砕いてアウトプットするマガジン。
「COFFEE_MEMO_365」のマガジン記事です。

2020.7.2

【今回の引用記事】

【概要】
CXOバンク株式会社が提供する「CXOバンク」はこの度、経営者以外でも利用できる営業マン同士のビジネスマッチングアプリ「セールスバンク」 iOS版/android版をローンチした。

リリースの背景

新型コロナウイルスの影響により、
オンライン会議ツールやチャットなどのコミュニケーションツールは一層広まっているものの、
リアルイベントの開催ができず、相手企業の担当者がテレワークに移管してアポイントが取りづらい状況が続いている。
今後この状況が終息しても、テレワークやオンラインによるビジネスは増加を予想している。
新たな営業の機会を創出し、経済の活性化および地方創生へも貢献する。
また多くのSNSはそもそも個人向けであり、直接MessengerやDMを送信しても相手にされないばかりか、不信感を与えてしまうリスクがある。
「セールスバンク」は 新たなビジネスマッチングを求めているユーザーだけが利用できる為、興味のある者同士が不信感を与えずにマッチングすることができ、双方有益なビジネスチャンスを生み出すアプリとなる。

このアプリのメリット

1.売上アップを狙える
2.副業複業先が見つかる
3.リファラル採用に繋がる
4.M&Aや事業提携に発展する
5.毎日レコメンドされる3名(年間1,095名)とのビジネスチャンスがある

全業界で、営業に関わる方が対象。
役職は問わない。

【MEMO】
営業マン同士のマッチングアプリ。
目の付け所が面白いですね。
リテラシーはむしろ求められるのでしょうが、
「使い方を制限すること」で今までとは違ったSNSの使われ方や発展が起こりそうです。

当面はキャリアアップや転職といった人事採用的な使われ方がメインになりそうな気がしますが、
確実に新たなビジネスが生まれるきっかけになっていくでしょう。

それにしても、
いよいよ「枠」を越えてきた感じですね。

このアプリを使いこなせるのはどんな人か?
を想像してみると、

・所属企業名だけでなく、自分の実績や付加価値を持っている
・マッチングで何を成すのかという目的が明確
・自分の魅せ方がうまい

つまり、
「個としてのチカラをしっかり持っている人」

こういったチカラを持っている人は、
これから「枠」を越えてどんどん活躍の場を広げていける社会に(もっと言うとそれが許容される社会に)なってきました。

逆にそうでない、何となく「枠」に属して生きている人には道が減っていく社会。

多分その差が残酷なくらい現れてくるでしょう。

一方で、
今まで以上に、斬新なアイディアやイノベーションが各地で続々と起きてくると思います。

じゃあ珈琲業界においても、
こういった店や企業の「枠」を越えたマッチングはあるか?

これもあるでしょうね。

まず、
珈琲界隈で活躍する人の分類を思い付くままに挙げていくと、

・経営者
・バリスタ
・ロースター
・ホールスタッフ
・商品開発
・Qグレーダー
・研究者
・器具メーカー
・店舗デザイナー
・商社マン
・イベント企画
etc...

結構出てきますね。
きっとまだまだあると思います。

じゃあ例えば、
ここからマッチングの組合せと、そこから生まれそうなものをピックアップしていくと、

バリスタ×器具メーカー
→オリジナルブランドの開発

バリスタ×ロースター×イベント企画
→コラボイベントの実施運営

経営者×バリスタorホールスタッフorロースター
→引き抜き・キャリアアップ

商品開発×Qグレーダー×研究者
→新商品のリリース

バリスタ×ロースター×Qグレーダー×商社マン
→JBCオールスターチーム笑

なんか考えてて楽しくなってきました。笑

単発的な企画案件から、
腰を据えた転職・独立・キャリアアップまで、
ひとつの店や企業の中だけでは生まれなかったような新しいものが次々生まれそうな可能性を感じました。

営業マンだけでなく、もっと細分化された様々なカテゴリーでも同じような「制限されたSNS」上で新たなマッチングと発展は起きていくでしょう。
エンジニアなんかは、その属性上から既にクラウドソーシング上でそういった文化が根付いてきている感じですね。

当然、
上で書いた珈琲界隈もまた然り。

珈琲店の枠を超えて個人が活躍できる社会がやって来そうです。

自分の個としてのチカラは?

いつでも魅せれるように、
普段から棚卸ししておきましょう。


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