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高級コーヒーカップをコストをかけずに店に導入する方法【MEMO】
珈琲に関するニュース/情報をインプットし、
噛み砕いてアウトプットするマガジン。
「COFFEE_MEMO_365」のマガジン記事です。
2020.7.7
【MEMO】
今回は、
ふと思い付いた、ちょっとしたアイディアを書き留めておく備忘録的な記事です。
珈琲を飲むとき、
もちろんその珈琲の風味自体も大事ですが、
そのときのシチュエーションも、
過ごす時間の満足度に影響してきますね。
例えばコーヒーカップ。
柄もなく真っ白なカップは、
シンプルなようで、少し味気なくもあります。
これがもし高級コーヒーカップなら。
例えば、
英国王室御用達、歴史ある高級カップ
「WEDGWOOD(ウェッジウッド)」
デンマークのラグジュアリーカップ
「Royal Copenhagen(ロイヤルコペンハーゲン)」
ヴァンテージ感もある北欧ブランド
「ALABIA(アラビア)」
日本が誇る MADE IN JAPAN
「大倉陶園」
普段、家庭では使わないような高級カップで珈琲を飲むことで、またいつもとは違った特別な時間を過ごすことが出来るはずです。
珈琲店を訪れたとき、
カウンターの後ろの食器棚にこういったカップがコレクションのように並んでいたら、
ぜひそのカップで飲んでみたいですよね。
珈琲店にとっても、
そんなディスプレイやカップ提供は、お客さんにとって必ず付加価値となります。
でも、
こんな高級カップを揃えるのは、小さな店であればあるほど大変ですよね。
そんなカップを、
コストをかけずに集める方法を考えてみました。
それはズバリ、
「寄付してもらうこと」
え?
となりますよね。
高級カップはコストも高いため、
そう思うのは当然です。
そこはもちろん、
寄付してもらえるような仕組みを作ります。
まず1つ目は、
「カップを広告として使う」です。
例えば、
何かを宣伝したいAさんという人がいます。
そのAさんが珈琲店にカップを寄付し、店に置いてもらいます。
店ではお客さんに、使ってほしいカップのリクエストを受け付けます。
そこでAさんの寄付したカップが選ばれれば、店はそのカップにサーブした珈琲と一緒に、カップを寄付したAさんの「宣伝」を添えて提供します。
ここでいう「宣伝」とは、
名刺でも良いしショップカード的なものでも良いし、あるいはSNSアカウントでも良い。
Aさんが1番伝わりやすいと思うものをチョイスします。
でも、カップが置いてある間は「宣伝」の内容を変えることも可能です。
特に訴求したいというときは、
例えばカップを選んだお客さんの珈琲代の一部を負担する(50円引き)ような特典をつけることも出来ます。
もちろん、その「宣伝」を見るも見ないもお客さんの自由。
ただしお客さんには、良いカップで珈琲を飲めて、かつ値引されることもあるというメリットがあります。
そして、お店で珈琲を飲んでいる時間というのは、お客さんにとって比較的余裕のある時間です。
「宣伝」が結構「刺さりやすい」時間だったりします。
高級カップという非日常体験を提供してくれたという「GIVE」がある分、普通の「宣伝」よりは広告効果はあるんじゃないかと思います。
そして2つ目は、
「カップを投資として使う」です。
例えば、
そのカップが選ばれて珈琲が売れるたびに、売上から幾らかの金額が入って(1杯あたり10円など)、まとまったタイミングでキャッシュバックされる仕組み。
こんな感じで、
提供する側にメリットがある仕組みを作ることで、高級カップを寄付してくれる人が現れるかもしれません。
さらに、
珈琲店はコストをかけず高級カップを導入出来る
お客さんは良いカップで珈琲を楽しめる
といった、
関わる全員がWinになり得る仕組みなんじゃないかと思います。
これはゆくゆく『Dock_C』でも試してみたい案件ではありますが、
もし面白がって導入されるような珈琲店さんがあれば、どんな結果になったか教えてもらえると喜びます。笑