「珈琲」というキッカケが「場」をつくる【MEMO】
珈琲に関するニュース/情報をインプットし、
噛み砕いてアウトプットするマガジン。
「COFFEE_MEMO_365」のマガジン記事です。
2020.7.5
【今回の引用記事】
【概要】
デジタルツールの普及によって、オンライン・オフライン問わず人と人がつながれるようになった昨今。コミュニティのあり方は多様化し、会社や家族以外に居場所を求める人の声も多く聞かれるようになった。
そんな中、所属する一人ひとりが納得感をもって関わり続けることができるコミュニティを実現しているのが『6curry』だ。
以下、
ブランドデザイナー・YOPPYさんインタビューの抜粋
『6curry』とは、「1日1杯カレーが食べられる」という会員システムでありながら、カレーを食べるにとどまらず多彩な活動が活発に行われるコミュニティ。
コンセプトは、「さまざまな具材やスパイスを混ぜてつくられるカレーのように、いろいろな人が混ざって何かが生まれるのって楽しいよね」という発想が根底にある。
初めて会う人同士が混ざり合って会話を楽しみ仲良くなったり、誰かのアイデアから始まったチャレンジをみんなで応援したりして、楽しさを分かち合えるコミュニティ。
「人を混ぜる」というスタンスで、新しく入った会員さんも、ただカレーを食べて帰るのではなくコミュニティの中に入っていけるように工夫している。
必ずしも「何か新しいことをしたい!」という推進力の強い意志を伴うことばかりではなく、たくさんの生き方に触れることによって今までの自分を見つめ直すきっかけが生まれる、それだけでも大きな変容が生まれる。
SNSは自分が好きなことを主張できる素晴らしいツールである反面、相互に開かれているからこそ、外部からのトゲを受けやすい。
だからこそ最近はオンラインだけではなく、
オフラインでリアルに楽しいことができる場所を求める風潮が高まっている。
「コミュニティに関わって何かをやってみたい」というモチベーションを多かれ少なかれ誰もが持っていると思うが、
6curryは、カレーを食べてみたくて来てみたら自然にコミュニティに巻き込まれていった──
そんな感じでいいと思っている。
互いに巻き込み、巻き込まれながら、自分のやりたかったことを見直す。
新しくやってみたいことを見つける。そんな場所をこれからも広げていきたいと思っている。
【MEMO】
これから「何か」をはじめたい。
という人は、それが「どんなこと」なのかイメージ出来ているでしょうか。
恐らく最初は、
ざっくりした方向性があって、
知識や経験の蓄積、あるいは情報収集によって、
そこに少しずつ肉付けされて形になっていくんだと思います。
僕にとって、
この引用記事にある『6curry』というコミュニティの考え方や形は、
情報収集しているなかで偶然見つけた、
まさに「理想としている」形を体現されているものでした。
そうそう!こんなんやりたい!ってやつ。
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僕の友人が大阪府の南吹田琥珀街の一角に構えた、『Dock_C』という場所。
そこが目指す理想の形は、
色んな「好きなこと、したいこと」を持つ人たちが集まる「家庭でも職場でもない」場所。
そこで行われるさまざまなことが、人を集めるキッカケになり、またそこに集まった人が新しく何かを始めるキッカケになる。
そんな場所づくり。
僕は、『Dock_C』がそんな場所として醸成していくキッカケの1つの要素として、
僕の最も得意で、好きなことでもある「珈琲」を持ち込みたいと思っています。
「珈琲」が場所をつくるのではなく、
まず場所があって、そこに人が集まるためのキッカケとの1つしての「珈琲」
場所のなかではサブであったり、ときにはメインになることもある。
うーん、何だろう。
まだ上手く言語化出来ない。
今の僕にとって、はじめたい「何か」の精度なんてまだこの程度。
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そして、
この『6curry』は「珈琲」でなく「カレー」が場づくりのキッカケとなっています。
さらに、
目指すところや理想の発展のしかたがインタビューのなかで見事に言語化されて、実際の活動も伴っています。
こんなコミュニティが既に存在していたとは…!
とはいえ、
思い付くことなんて誰にも出来る。
行動を起こせるのはその中の一部だけ。
こんな事例に出会えたことに感謝しつつ、
『Dock_C』なりの、「珈琲」をキッカケにしての場づくりを模索していきたいと思います。